緊急情報募集!
原発御用学者一覧
皆様、
以下に掲げたのは、所謂「原発御用学者」のごく一部であります。これらの学者の過去の「語録」を集めたいと思いますので、発言内容とそのソース(必ず記入してください)、および発言場所(分かれば)を、コメント欄にお寄せください。尚、緊急ですので「2チャンネル」のソースでもかまいません。また、ここに掲示した学者以外にひどい学者がいましたら、ぜひ教えてください。あるいは掲示した中で「こいつはそれほど悪質じゃない」という意見なども受け付けます。ここで私の「原発御用学者」の定義をはっきりさせておきたいと思います。私の「原発御用学者」の定義は「原発に反対しない学者」です。原子物理学者・地震学者・放射線医学者など、原子力の怖さが分かっているはずの学者たちにとって「反対しない」という行為は、敵を「利する」という意味において「推進する」という行為と、何ら変わらない「罪」に値すると考えます。一覧表で★印の数は「極悪度」を表わします。なおこれは現在、管理人の「主観」によるものです。そこで今回「極悪度」を、「公平」かつ「客観的」に決めたいと思いました。
※アンケート<あなたが一番悪質だと思う「原発御用学者」は?>に、是非投票をお願いします。
http://takashichan.seesaa.net/article/194530890.html?1302128387
投票の結果を受けて「極悪度」の★の数は、再検討することと致します。
★★★
伊藤哲夫 原子力研究所所長 近畿大学教授
【語録】「年間100ミリシーベルト浴びるまで一切問題ない。」「ほうれん草生で食べても牛乳飲んでも絶対大丈夫。」
★★★★★
稲恭宏 元東京大学医科学研究所 客員研究員
【語録】
http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/34447966.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/34447009.html
「福島原発の放射線は、悪い影響は全くありません!」「野菜も魚も水道水も全く問題ありません!」「乳幼児でも問題ありません!」「チェルノブイリ原発事故のデータを元にした政府の基準は間違っています」「これが農産物、水産物に風評被害を与えて、農林水産業の皆さんを苦しめています」「医学的、科学的に私の論文をきちんと読んで勉強して欲しい」「放射性物質を含む飲食物に関する基準も、全くナンセンスで農家の方々が可哀想です」「全く心配いりません」
その他の参考画像
http://www.youtube.com/watch?v=qXgsQ_nwyLA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8
http://www.youtube.com/watch?v=8ONbhHHBlVk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=c1R0D82JHzI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=X6K4M-ytivQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=28QPwHkjnPo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=24Jq7H9AevA&feature=related
軒並み削除されてしまったっ(笑)。しかしトドメはこれだっ!(管理人)
http://www.youtube.com/watch?v=aKSpY8nT4PA
★★★
岡本孝司 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
【語録】 「今回、原発 は十分に働いた。というのは自動停止したからだ。それ以後の 不具合は想定外の津波のせいだから仕方がない」
http://sc-smn.jst.go.jp/flv1500/fC073506-001.swf
http://sc-smn.jst.go.jp/flv1500/fC073506-002.swf
http://sc-smn.jst.go.jp/flv1500/fC073506-003.swf
http://sc-smn.jst.go.jp/flv1500/fC073506-004.swf
★★★
関村直人 東京大学 大学院工学系研究科
【語録】募集中
★★★
菊池誠 大阪大学サイバーメディアセンター教授
【語録】「信頼できない情報源についても、まとめがあったほうがいいですね。こちらは『真に受けないほうがいい情報』です。とりあえず『破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆』マグニチュードの意味も理解せず、速報値が修正されたことを陰謀と位置づけるなど、かなり悪質なので、まず書いておきます。」「僕は、最初の水素爆発以降、政府発表の信頼度は劇的に上がったと考えています。」「研究会続行中。眠いなあ。原発は当面、放射能が少し漏れる程度っぽいので、問題はなさそうだな。避難を求められている人たちがきちんと避難すれば、あとは危機を煽るようなものではあるまい。」
<参考>菊池氏のブログコメント欄
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1300643617
#127. たかし ? April 2, 2011 @01:01:47
人が他人の言うことに反論する場合、いろんな動機・要素があります。相手の主張に賛成できない、または、相手の主張に、誤謬や詭弁が存在する。だから反論「せずにはいられない」という純粋な動機がひとつ。二つ目には、とにかく相手の言うことが気に入らない、相手の主張は二の次で、なにしろコイツを叩きたい、という動機も存在します。そのような動機は雑多です。例えば相手が人気者である。女性に持てる。本が売れている。講演会に引っ張りだこである。自分より世の中に認められている。これらは、少なくとも相手が無視できないほどの「影響力」を持っている、例えば文庫本が何百万部も売れていて「軽視」出来ない、というようなことがその根っこにあるわけです。この菊池某の場合は、明らかに後者に当たると思います。所謂「やっかみ」です。失礼ながらこの菊池某よりも、広瀬氏は格段に社会的に影響を持っておられる。気に入らない広瀬が原発に反対している、だから俺は原発に賛成だ、といった類です。広瀬を批判することによって、あわ良くば電力から仕事をもらってカネモーケをしたい、現在は電力からあまりお声がかからないが、あわよくば「御用学者」に納まりたい。それがおそらく、この男の「深層心理」でしょう。
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きくち April 2, 2011 @01:11:23
僕は原発賛成発言をしたことはないと思いますよ。
人違いでは?
広瀬隆は、ちょっと擁護しがたいですね
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#129. たかし ? April 2, 2011 @01:21:35
ほほう(笑)。
では、あなたはどこかで「原発反対」発言をしておられますかな(笑)?
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きくち April 2, 2011 @02:27:07
ああ、たかしさんというのは有名なかたなんですか。
不思議な考えかたをされるかたのようです。
僕は「自称なんちゃって左翼」なので、特に左翼が嫌いなわけではありません。ただ、反原発や脱原発運動のかたの中には広瀬隆氏のでたらめぶりを理解されないかたがたも多く見受けられて、そこは大変残念です。平和運動に911陰謀論がはいりこむようなものだと思いますが
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#145. たかし ? April 2, 2011 @10:14:32
【たかし】
きくちさん、
だから私は、あなたがどこかで「原発反対」発言をしておられるか?と聞いている。いいからそれに答えなさい。発言しているのならそのソースを示すのですよ勿論。
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きくち April 2, 2011 @12:26:21
命令するところとか、なんだか可愛くておもしろいので、放置してみます
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※注)まともに反論できず「捨てゼリフ」を吐いて逃げ回る、自称「物理学者」。広瀬隆の「予言」が、これほど当たり続けているのにもかかわらず「デマゴーグ」呼ばわりをするこの男に、果たして「科学者」を騙る権利を与えて良いものだろうか?(管理人)
菊池誠専用投票所
http://v.yapy.jp/vote/1276/
★★★★★
吉村作治 早稲田大学名誉教授・客員教授
【語録】募集中
吉村作治のCM出演履歴一覧
年 月 日 企業名/商品名/タイトル 共演者
2011 3 6 全国優良石材店の会『企業』
『エジプト考古学者とお墓の先生・お墓は命の永遠の住まい〜』
2010 3 26 東京電力(TEPCO)
『安定のシンボル「ジェド」』
8 全国優良石材店の会
『エジプト考古学者とお墓の先生の対談』
1 26 東京電力(TEPCO)
『古代エジプト神殿 「CO2の少ない電気をつくる」篇』
2008 8 26 ダイドードリンコ『燕龍茶レベルケア』
『教授とビジネスマン・キャンペーン 「ビジネスマン」篇』
21 ダイドードリンコ『燕龍茶レベルケア』
『教授と開発担当者・キャンペーン 「開発者」篇』
2007 12 23 日本サイバー教育研究所『サイバー大学』
『夢をみつける大学・願書受付中』
2 11 日本サイバー教育研究所『サイバー大学』
『語る学長・願書受付中』
2006 7 6 東京電力(TEPCO)
『ピラミッドと黄金マスク』
4 6 東京電力(TEPCO)
『ホルスの眼・東京電力では〜』
3 5 東京電力(TEPCO)
『ホルスの眼・ここ原子力発電所では〜』
2005 8 7 東京電力(TEPCO)
『古代エジプト壁画・スイカ』
3 27 東京電力(TEPCO)
『古代エジプト文字』
2004 7 3 シャディカタログ販売
『お中元・遺跡発掘・今ならお得』 見城美栄子
見城美栄子
6 4 シャディカタログ販売
『お中元・遺跡発掘・早期予約実施中』 見城美栄子
見城美栄子
5 16 東京電力(TEPCO)
『レバノン杉』
3 15 AirLink
『あなたの旅をオーダーメイド』
2 8 AirLink
『オーダーメイドの二人旅』
2003 2 9 AirLink『学生総合保険センター』
『安心伝説』
2002 7 21 東京電力(TEPCO)
『テプコストリート・地球の温暖化』
8 東京電力(TEPCO)
『日本の発電・プルサーマル計画・柏崎刈羽原発・企業カット改』
東京電力(TEPCO)
『日本の発電・プルサーマル計画・福島第一原発・企業カット改』
5 東京電力(TEPCO)
『日本は資源に乏しい国・プルサーマル計画・意見広告・企業改』
3 23 東京電力(TEPCO)
『洗面所・プルサーマル計画・ご意見』
東京電力(TEPCO)
『洗面所・プルサーマル計画』
2001 12 25 ローソン『特製洋風幕の内弁当』
『師走・弁当・年末年始はローソンで』 仲間由紀恵
仲間由紀恵
15 東京電力(TEPCO)
『書斎・エネルギー消費量』
4 ローソン『ローソンのクリスマスケーキ』
『師走・ケーキ』 仲間由紀恵
仲間由紀恵
1 ローソン『特製洋風幕の内弁当』
『師走・弁当』 仲間由紀恵
仲間由紀恵
ローソン『ローソンの年賀状印刷』
『師走・年賀状』 仲間由紀恵
★★★★★
山下俊一 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科附属原爆後障害医療研究施設
【語録】「福島市の現時点の空間放射線量で、健康上のリスクは全く考えられない。」
「洗濯物は屋内に干して。」
「見えないものに対する不安があるだろうが、状況は少しずつ改善している。」
「内部被爆で傷ついた細胞は新陳代謝で直る、放射性物質はマスクをすればすぐ消えるから花粉より良い。」 「これから福島という名前は世界中に知れ渡ります。福島、福島、福島、何でも福島。これは凄いですよ。もう、広島・長崎は負けた。福島の名前の方が世界に冠たる響きを持ちます。ピンチはチャンス。最大のチャンスです。何もしないのに福島、有名になっちゃったぞ。これを使わん手はない。何に使う。復興です、まず。震災、津波で亡くなられた方々。本当に心からお悔やみを申し上げますし、この方々に対する対応と同時に、一早く原子力災害から復興する必要があります。国の根幹をなすエネルギー政策の原子力がどうなるか、私にはわかりません。しかし、健康影響は微々たるものだと言えます。唯一、いま決死の覚悟で働いている方々の被ばく線量、これを注意深く保障していく必要があります。ただ、一般の住民に対する不安はありません。」
「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。クヨクヨしてる人に来ます。これは明確な動物実験でわかっています。酒飲みの方が幸か不幸か、放射線の影響少ないんですね。決して飲めということではありませんよ。笑いが皆様方の放射線恐怖症を取り除きます。でも、その笑いを学問的に、科学的に説明しうるだけの情報の提供がいま非常に少ないんです。是非、今の私の話を聞いて、疑問が沢山あると思いますから沢山質問してください。これは講演会でも講義でもないんです。皆様と私のキャッチボールなんですね。」http://ameblo.jp/kaiken-matome/entry-10839525483.html
放射性物質の影響 Ver.1.0 (110322-13:51 Updated: 110324-13:14)
http://smc-japan.org/?p=1413
・退避の初動について
最初の1週間、想定外の事象が連続し、情報交換がなかなかうまくいかず、諸対応に遅れが出たことが残念です。国の行った住民避難の方法が通常と違い、事の重大さがまず理解されました。通常は事故サイトから10キロが緊急避難範囲と想定されていました。まず屋内退避の勧告を出し、環境中の放射線量が下がらないときに避難勧告を出します。今回は、20キロ圏内から避難させた後、さらに30キロ圏内で屋内退避の勧告がでました。安全な所まで下がったのであれば、そこでさらに屋内退避というのがおかしいのです。
今回は、次々に原子炉のトラブルが発生し、未曾有の事態です。放射性物質が断続的に出続けています。放出されている放射性物質は複数あり、それぞれ放出量も違います。測定モニタリングを続け、30キロ圏内の屋内退避が間違っていないかも検討していかなくてはなりません。
・放射性物質の影響をチェルノブイリと比較して
放射性物質はいたる所に降り注いでいます。一方で、放射性物資はトレーサーと呼ばれるように非常に検出され易い物質であり鋭敏な値を出します。現在検出されている量が即、健康に影響があるわけでないことは明らかです。
チェルノブイリの原発事故をフィリピンのピナツボ火山の噴火と考えると、今回の事故は、普賢岳や新燃岳の噴火に例えられます。どちらも、近くにいると、火山灰や火山流でやけどしたり命の危険がありますが、遠く離れれば被害は減るというところで共通します。違いは、ピナツボ火山の影響は地球上の広範囲に広がったのに対して、普賢岳や新燃岳の噴火の影響が及ぶ範囲は狭いという所です。
福島第一原発から20km離れると、火山の噴出物が灰になるように、放射性物質の影響も弱まります。これまでに放出されている放射性物質は、拡散し薄まり、量がどんどん減っていきます。体についても洗い流せば大丈夫です。微量でも被ばくすれば危ないというのは、間違いです。
・現状の環境における発がん率
人体にも通常、放射性カリウムなど1000ベクレル?5000ベクレルの放射性物質があります。またラドン温泉などに行けば、当然ラドンを吸い込みます。これらの放射性物質は量が少なければ(10?500μSv)比較的短い間では問題ありません。
今回ほうれん草や牛乳から規定値を超えるヨウ素131やセシウムが検出されていますが、1回や2回食べても問題ありません。またヨウ素131は半減期が8日と短くすぐに影響が落ちていきます。
1度に100mSv以上の放射線を浴びるとがんになる確率が少し増えますが、これを50mSvまでに抑えれば大丈夫と言われています。原発の作業員の安全被ばく制限が年間に50mSvに抑えてあるのもより安全域を考えてのことです。
放射線を被ばくをして一般の人が恐れるのは将来がんになるかもしれないということです。そこで、もし仮に100人の人が一度に100msvを浴びると、がんになる人が一生涯のうちに一人か二人増えます(日本人の3人に一人はがんで亡くなります)。ですから、現状ではがんになる人が目に見えて増えるというようなことはあり得ません。
・一般のかたの心配について
原発から10kmから20kmの圏内にいて避難した人は、放射線量で1mSv程度浴びたかもしれないが、健康に与える影響は、数μSvも100mSvも変わりがない、すなわちがんの増加頻度に差がないのです。
また、1mSvずつ100回すなわち累積として100mSv浴びるのと、一回に100mSv浴びるのでは影響は全く違います。被ばくについて心配しなくてはいけないのは、福島第一原発の中で働いている人たちです。彼らは、被ばくを避けながら決死の覚悟で働いています。彼らの健康をいかに守るかを考えていかなければなりません。一般の人は、まったく心配いりません。
低い放射線被ばく線量の健康に与える影響は証明することができないと言われています。そこから、「証明できないがゼロと言えない」→「わからないから心配」と考えるかもしれませんが、これは間違いです。放射能は目に見えないし匂いもしないから不安ですが、科学の力で数値化することができます。被害を防ぐための一つの手段が「測る」ということです。パニックになってはいけません。社会の一員として理性ある行動をお願いします。
・今後心配していることとお願い
放射性物質が広範囲に飛び散っているので、今後食物連鎖を通じて、汚染された食べ物が市場に出るのが困ります。まずは、どの地域でどういう汚染がでているのかモニタリングし、データをきちんと出すことが必要です。それらを照らし合わせて、食べたときの被ばく線量を推定し、1年間に数十mSv?100msvに近づくようであれば、規制が必要になります。
食の安全に厳しい日本では監視体制が強化されると思いますが、逆に規制が風評被害を及ぼさない配慮が必要になります。福島県民が背負った震災、津波、そして原子力災害という三重苦に対して、また東日本を襲った国家存亡の非常事態にすべからく国民がその重荷を分担する覚悟が今こそ必要であり、そのことが古来山紫水明の山島と呼ばれた大和の国の“和”を大切にパニックならず落ち着いて行動する日本の誇るべき文化ではないでしょうか。
被災地での講演会
http://www.ustream.tv/recorded/14445048
http://www.ustream.tv/recorded/14446126
山下俊一を講演に招いたことを悔いる市長
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1071
★★★
山口彰 大阪大学 工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 量子エネルギー工学講座 教授
【語録】 「福島第1原発の状態は、短期的には不安定で楽観できないが、大きな流れとしてはよい方向に向かっている。注水され温度が低下傾向で、電源も復旧し始めた。周辺の放射線量も半減期のカーブに沿った形で減少。新たな放射性物質の拡散はないと考えられる。」
★★★
山名元 京都大学 原子炉実験所 原子力基礎工学研究部門量子リサイクル工学研究分野 教授
【語録】
★★★★★
諸葛宗男 東京大学公共政策大学院特任教授
【語録】 「いまの汚染のレベルは、現場に1時間立っていても、レントゲン検査の10分の1。」
2011.3.30 TV朝日ワイド!スクランブル
http://www.youtube.com/watch?v=oH1v1qSgqpU&feature=related
諸葛「武田先生のおっしゃったことには同意できない。原爆実験が盛んだった時代には、日本中どこでも今くらいの値はあたりまえに測定できていた。それでも今は1000分の1に減っている。官房長官も安全だと言っている。過剰な反応はよくない。」
(↓録画から書き起こし)
3/30 TV朝日ワイド!スクランブル
諸葛 「私が小学生の頃の大気中のセシウムの濃度は今より1万倍も高かったんです。これは中国とかアメリカ、ロシアが核実験していたせいで。ストロンチウム、セシウムの濃度は今より千倍から一万倍高かったんですよ。」
寺崎 (司会)「それはどこでもですか?」
諸葛 「もうどこでも。東京でもそうですし、茨城もそうです。それが一万分の一に今、おっこってんですよ。今、現状から比べて千倍とかなんとか言っても、 我々の小学校の時代の大気の中のセシウムの濃度に比べたらぜーんぜん低い んですよ。ですから、そんなことで 農家の方が自殺するとかですね、もう極端すぎるんですよ 。ですから、 官房長官も、食べて大丈夫です、と明言してる訳ですし 、過剰な心配は不要だということを私は申し上げておきたいと思います。」
以上は<原発業界御用学者リスト@ウィキ>からの孫引き、詳しくは以下を参照(管理人)。
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/76.html
★★★
松本義久 原子炉工学研究所 東京工業大学准教授
【語録】 「茨城のほうれん草は、メチャクチャ食べて300年続けたら、人体にも影響があるレベルです。」
★★★
星正治 広島大学原爆放射線医学研究所教授
【語録】 「非常に高い数字ではあるが、現時点で(20〜30キロの屋内退避を命じた)政府の指示は妥当と思われるので、パニックになることだけは避けてほしい。」「浄水場で水を濾過する際、細菌やゴミと同時に放射性物質も取り除かれ、人体に心配ないレベルになる。過剰な心配をする必要はない。」
★★★★★
石川迪夫 元北海道大学工学部原子工学科教授、武蔵工業大学客員教授
【語録】
チャンネル桜です(笑)。
★★
前川和彦 東京大学医学部教授
【語録】 「原発敷地内で1時間当たり400ミリシーベルトという放射線量が観測されたのは、ゆゆしき事態だ。原爆を除き、これほど高い数値が国内で観測されたことはなく、世界的にもチェルノブイリ原発事故(86年)以来。国際原子力機関(IAEA)が出した放射線事故時の初期対応要員のガイドラインは「1時間当たり100ミリシーベルト以上の区域には、救命もしくは事態を収束させる作業以外では入ってはいけない」と定めており、その基準を大幅に上回る。」「 ただし、一連の事故で放出されたのは、核分裂生成物質(放射性物質)を含む気体で、核燃料そのものが爆発したわけではない。これらは風に乗って運ばれるが、遠方で観測されてもごく微量のため、健康に影響を与える可能性は低いと思われる。被ばく線量が150ミリシーベルト以下なら急性の健康被害が出ることはなく、また、100ミリシーベルト以下なら、将来がんになるなどの長期的な影響もないと考えられている。」「 避難や屋内退避の範囲は、ある程度、安全の幅をとって設定されている。30キロより遠い地域の人は特に対策をとる必要はないが、もし心配なら外出を控えることだ。屋内退避圏内やその近くにいて、自分が被ばくしたか心配な人もいるだろう。しかるべき場所でスクリーニングを受ければ分かるが、そのためにわざわざ外に出るのは避けた方がいい。」「 放射線は目に見えず、味がなく、触れることもできない。五感で感じられないため、不安に思うのは当然だ。しかし、過去の事例をみても、放射能に対する過剰な反応は、風評被害など大きな社会的影響を引き起こす。正しい理解のもとに冷静な判断をし、秩序ある行動を取ってほしい。」
※JCO被曝事故で死亡した被曝者、大内久氏に対する、この男の「生体実験」にも等しい扱いは、強く糾弾されて然るべきである(管理人)。
★★★★★
大槻義彦 早稲田大学名誉教授、同理工学部客員教授
【語録】 「これだけの、有史以来最大の大地震、大津波でよくぞこれだけ持ちこたえてくれた(原発が)。」「車は安全ではありませんが必要です。 同じように原発は安全ではありませんが必要です。」
※注)この卑怯な男は、自分のブログで「言い訳」「取り繕い」「アリバイ工作」をはじめているようだ(管理人)。
https://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/article/edit/大槻義彦 早稲田大学名誉教授、同理工学部客員教授
2011年3月21日 (月)原発事故と放射線
Iさんから次のような投稿をいただきました。
大槻先生
いつもブログを拝見しています。
都内の私立高校の理科教師をしているものです。昨年もメールさせていただき、ブログでも取り上げていただきました。その節はありがとうございました。
さて、再びメールさせていただいたのは、先日の東北関東大震災による福島原発のトラブルについてブログでコメントしていただけないかと思ったからです。
理由の一つは放射能漏れへの過剰反応です
都内でも福島原発からの放射能漏れを恐れて自主避難する人が多数います。本校でも関西や九州、海外へと避難をする生徒、保護者が多数います。中には赤点者を対象にした再試験や補習(これらを受けなければ当然留年になります)を、避難を理由に欠席させろ(かつ進級させろ)という保護者も複数います。再試験を欠席した場合には留年になるという旨を伝えた担任に「非常識な学校」や「杓子定規で冷たい学校」等と言い出す始末です。
また、今回は4基が同時にトラブルを出しているから避難距離は4倍にすべきであると論じる人もいました。まったく意味不明です。
近隣の小中学校でも避難を理由に学校を欠席する生徒が多数でているようですが、学校側は保護者の判断に任せているようです。小中学校は義務教育であるのに..。
最近ではマスコミも「過剰反応しないように」や「通常時よりも放射線量は多いが、健康には問題がない」といった報道をしていますが、多くの人がマスコミや政府は嘘をついている、情報を隠ぺいしているというのです。また「即座に健康被害が出るものでは無い」の「即座に」が怪しいと話しをしている人も見かけました。将来的にガンになっても即座ではないから...ということでしょう。
私自身は発表されている数値が本当であるという前提で東京では問題がないと考えています。まさか、全てのマスコミやTV出演されている大学の先生方まで全てが嘘をついているとは思えません。東大がキャンパス内での測定値を公開しています
http://www2.u-tokyo.ac.jp/erc/index.html
これをみても、現時点では神経質に成る必要はないと考えています。
理由のもう一つは過剰な反原発論です
これは、本校の生徒、保護者だけでなく職員の中にもいますが「今すぐ全ての原発を廃止すべき!」といった感じです。そして、その同じ口から「停電は困る」「電車の混雑は何とかして欲しい」というのです。全部、ソーラーにすれば良いということをいう人も多いのですが..発電量は全く無視されています。平常時には原発の恩恵にあずかっていながら(その恩恵=電気も目に見えないので)、原発=悪という紋切り型な意見になってしまうわけです。
私自身は原発は絶対賛成というわけではありませんが、現時点で原発に頼らず必要な電力を確保するのは不可能だと思います。もちろん原発の安全性や廃棄物等のさまざまな問題を無視すべきでは無く、今後も更なる安全性の向上や廃棄物処理などの技術を研究開発していく事が重要だと思います。おそらく、今回の事件で世論も反原発に振れるとおもいます。今後の原発建設等には強い反対がでることでしょう。むしろ、安全性の高まっている最新式の原発を導入し、古い原発を閉じていく方が良いと思うのですが..。
もちろん、原子力だけに頼らずさまざまなエネルギー開発も同時に行うことは大賛成です。原発に頼らなくてすむのであればそれはそれでよいでしょうから。
これに関しては過去の原発事故でも情報を隠ぺいしたり、「想定外の...」という理由にならない理由で片づけよとする政府や電力会社の体質にも問題があると思いますが。
以上2点です。
もし、お時間がありご都合に問題がなければ先生のブログで原発問題についてコメントをしていただけるとうれしく思います。根拠はありませんが楽しみにしている読者も多いのでは無いかと思います。
突然のメールにて長文で失礼しました。
追伸
3月20日の記事を読みました
ミステリーサークルパターが霊感商法とは...まったくおかしな意見で笑えました。
おそらく名称が問題なのでしょうが、私自身は洒落が効いていて面白いと思っています。
大槻からの回答
私はもともと、日本物理学会の『放射線分科』に所属する専門家です。同時に国際放射線影響学会の会員でもあります。この点もふまえて、ご回答いたします。Iさんのおっしゃることはほとんど正しいことですね。(1)福島原発30キロ範囲であっても直接人体の健康が害される危険はない(2)この範囲外なら日常の普通の生活で放射線の影響は問題にならない(3)まして東京の市民が放射線の影響を受けることはない。(4)食品、水道水などからの放射線の影響はない。
現時点でもっとも正確で正しい見解は国連WHOが出しているものです。政府や東電の発表が信用できないと思うかたがたはWHOを信じてください。もちろんWHOは国際放射線影響学会などの研究の成果を踏まえて見解を公表しています。
さて問題の原発事故ですが、私の見解は一言、『これだけの、有史以来最大の大地震、大津波でよくぞこれだけ持ちこたえてくれた』、というものです。今、3月21日午前11時の時点で言えば、これから1週間ぐらいで原発からの放射能の放散は止められ、収束に向かうでしょう。原発の問題はしばらくしてから総括しますが、ことここにいたっても私は強調します。『車は安全ではありませんが必要です。同じように原発は安全ではありませんが必要です』と。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-9f53.html
2011年3月30日 (水)原発安全神話
『原発は安全』と宣伝して住民を納得させてきた歴代自民党政権、各自治体、マスコミ、教育者などなど、今どう反省をしているのでしょうか。とくに自民党、公明党は、安全神話に批判的であった民主党現政権の災害対策にケチをつけて手をこまねいていますが、反省のかけらもありません。
もちろんこの安全神話の推進役は東京電力でした。私はつねに『車は安全ではないが必要です、それと同じで原発も安全ではないが必要です』という立場でしたから安全神話には加担しませんでした。それがどうしたハズミか、10年ほど前、東電のテレビCMの依頼を受けました。CMで『原発は安全だ、としゃべってくれ』というものでした。私は『安全ではないが必要』ということしか言えない、と答えました。東電はその後、私をはずし、タレント教授Yさんを起用しました。彼はその後3,4年間、テレビCMで原発は安全です、と叫びつづけたのです。私はYさんに言いました。明日にでも原発事故が発生したらあなただけじゃなく大学の立場もなくなるだろう、と。
※注)吉村作治のことを言っていると思われる(管理人)。
福島の原発災害は自然災害で大地震によって引き起こされた津波災害、またそれによる原発災害、つづく放射能災害という災害連鎖でした。したがってこれはスリーマイル、チェルノブイリのような人為的ミスによる原発事故ではありません。自然災害の連鎖です。だからといってこれが原発の安全神話をいまだに主張する根拠にはなりません。大津波による災害に無力であるような設計そのものが、大きく言えば人為的ミスとも言えるからです。『設計上の人為的ミス』とみなすべきでしょう。その証拠に1号機から4号機まですべて同じような、同じタイプの不具合となっているのです。
繰り返します。『原発は安全ではありませんが必要です』もしそうなら、今後どうすればいいのでしょうか。それはおのずと明らかです。安全性をとことん追求した設計、運用に転換することです。これによって電力会社、国の経費は増大するでしょう。採算が合わなくなるまで。採算が合わなくなればもっと他の発電方法に転換してゆくでしょう。
放射能に関する山のようなご質問をいただいていますが、回答までに時間がかかります。もうしばらくお待ちください。
★★★★
中川恵一 東京大学医学部附属病院放射線科准教授
【語録】 「放射線をあびてもDNAの修復能力で大丈夫。」「日本は元々がんで死ぬ人の割合が世界一高い。放射性物質を体内に取り込んでも、もともと高い確率がほんの少し高まるだけだ。」
★★★
中村仁信 元大阪大学 医学部教授
【語録】 「放射線は体にいい。」
★★★★★
長瀧重信 長崎大学名誉教授
【語録】 「なぜなかなか放射線の値が下がらないかといえば、放出が続いているからだ。1時間あたりの値は低いが、この状態が数日間続いた場合、放射線を浴びる総量は上がる。直ちに健康に被害を及ぼす量ではないが、なるべく放射線を浴びないよう注意すべきだ。」
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チェルノブイリ事故との比較(平成23年4月15日)
チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO, IAEAなど8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表し、25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表した。これらの国際機関の発表と福島原発事故を比較する。
原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。
事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。
周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の500万人は10〜20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。
*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響は起こらない。
一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。
長瀧重信 長崎大学名誉教授(元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)
★★★
米原英典 放射線医学総合研究所
【語録】 「成人などの基準値上限300ベクレルの放射性ヨウ素を含んだ水を1リットル飲んだ場合でも、東京−ニューヨーク間の旅客機で浴びる放射線の影響の14分の1にすぎない。基準値3倍を含む水を飲用しても、体にただちに影響が出るレベルではない。」
★★★★★
有冨正憲 原子炉工学研究所 東京工業大学教授
【語録】 「1号機の煙は爆破弁の成功です。」 「原発の被害は地震でなく、想定外の津波のせい。」「空だきの状態が2時間20分も続いた場合、燃料棒の一部が溶けている恐れがある。ただし、その後、圧力容器内に水が満たされていれば、溶けた燃料が水の中で固まるため、圧力容器が損傷する心配はまずないと考えていい。」
★★★
澤田哲生 原子炉工学研究所 東京工業大学助教授
【語録】
★★★★★
武田邦彦 中部大学総合工学研究所教授
【語録】「六ヶ所村の人たちには迷惑かもしれないが、せっかく日本の危機なのだから(再処理)施設を使わせてもらいたい。」
※時間の経過とともに「反省」を口にし始めた模様。「自己保身」「変わり身の早さ」で、ますます下劣さが際立ち始めている。(管理人)
<電力中央研究所、東京電力他提供のラジオ番組>
クロストークエネルギー (是非ダウンロードして聴いてみましょう)
「日本人が幸福に暮らすためのエネルギーは、言うまでもなく原子力だけしかないんですよ。」
「日本は原子力でやっていかないと、資源も少ないし。」
「太陽発電や風力発電は自然を破壊するからダメ。」
<武田邦彦ブログより>
「どうしたら被ばく量を減らせるか」という重要なときに基本的な話をするのは何となく気がひけますが、メールのご質問も多くありますので、原子力の推進と反対についてわたくしの考えを述べます。
原子力には推進派と反対派がいて、推進派の中でも、何が何でも推進という人と安全な原子力を推進したいという人と2種類があります。
反対派の方も、原子力は安全じゃないから反対と、人生観や思想的に絶対に反対という人たちがいます。
つまり、
1) 何が何でも推進
2) 安全な原子力なら推進
3) 原子力は不安全だから反対
4) 何が何でも反対
のグループがいるという訳です。
・・・・・・・・・
日本社会は少し過激になるところがあり、現在の原子力関係では、「何が何でも推進」と「何が何でも反対」の人達が力が強く、私が考える妥当な見方、つまり上の2と3は排斥されるのです。
わたくしは「安全な原子力なら推進」という考えです。つまり、これから原子力を推進していくためには、事故が起これば推進することができないというのがわたくしの考えです。
わたくしは原子力安全委員会専門部会で「地震で倒れるような原発をよくない」と主張したのですが、そのような考えは現在の原発の議論の中では「異端」なのです。
また、現在の原発の地震指針は、原発を守るようになっていますが、付近住民の被曝についても、付近住民を被曝からどのように守るかという点でも、汚染された状態の生活をどうするかということも全く考えられていません。
福島原発の受け入れに当たって、福島県は近くの住民に、逃げる手段を作ったり、子供のいる家庭に安定ヨウ素剤を配ったり、汚染されたときに農家がどのように生活するかということを考えてなかったと思います。
・・・
東電は原発をつくり、それを運転することが使命ですが、自治体は住民を守ることが使命です。従って自治体が「原発は安全だ」という東電の約束をそのまま受け取ること自体がおかしいのです
飛行機を例に取りますと、飛行機を飛ばすときには万全を期して墜落しないようにします。しかし、人間のすることですから墜落することもあります。
飛行機に乗ると、毎回、スチュアーデスが非常時に取るべき行動を乗客に説明します。その乗客はその飛行機が墜落したら命を失うかも知れないのですから、説明は大変にシビアです。それでも飛行機が落ちる事のことを考えて防御するというのが責任者のやるべきことなのです。
福島県の知事は東電に対して腹を立てているようです。もちろん、東電の失敗を責める必要はありますが、自分たちも住民の安全を守ることを考えていなかったということから出発しないと福島県の人は被害を大きくするのではないかと心配しています。
自治体の役割は、「そこに住む人たちの命を守る」ことです。命を守ることを東電に預けるのではなく、自分たちでパラシュートを用意する必要があったのです。
福島県とか福島市という自治体は何のために存在するのでしょうか。このような非常時でこそ、住民の命を守って欲しいものです。
これは全国の原発を持つ自治体にもいえることです。原発の安全性は国の方で保証するのですが(当てにならなくても自治体では判らない)、各自治体は原発が仮に事故を起こした時に、できる限り住民が守る計画をもっていなければならないとわたくしは考えています。
良く原発を受け入れる自治体が独自に「安全の検討」などをしていますが、それより「非常時の対策」を作るのが第一の役割と考えられます.
自治体は電力会社を信用してはいけないのです。それは電力会社が悪いのではなく、そのような役割を負っているのです。
・・・
わたくしにしてみれば、「安全な原発推進派」というのは「墜落しない飛行機は賛成」というのと同じですから、当たり前のように感じますが、それが異端になるという日本の状態を変えなければならないと思っています。
(平成23年3月25日 午後10時 執筆)
私が前の記事で「子供は軽装で、シャワーで良い」と言ったのは、3月中旬に比べて、今、福島原発から出ている放射性チリの量は、「1万分の1」になっているからです.だから、3月から4月のブログとは今の環境は大きく違います.また、窓を閉める必要もありません.「花粉が飛んできた日」と、「花粉が飛んでいない日」とでは、花粉が飛んできたら窓を閉め、花粉が無いときには窓をあけて家の中に侵入してきた花粉を掃除するからです。
★★★★★
高田純 札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授
【語録】
★★★
高村昇 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授
【語録】
「ある一定の線量は人間のためには害にならない、むしろベネフィットになる。例えば今言いましたような、X線を使うとか、胃の透視に使うとか、あるいはCTに使うとか、そういった量は、例えばもちろん、原爆の被ばくする量、原爆によって被ばくした量、あるいはそれよりも少なくなりますけれども、チェルノブイリで被ばくした線量に比べれば遥かに低い線量な訳です。そして、ニュースでよく説明がありますように、今回、例えばヨウ素131が1時間当たりに出ている量、あるいは1日当たりに出ている量、それも空気中にある量ですね、それは、そのCTであるとか胃の透視の検査よりもさらに少ない量であるとよく説明を受けられていると思います。ですから、それを考えると、明らかにチェルノブイリやあるいは長崎・広島の原子爆弾とは、今回の一連の福島第一原発の事故というのは全く性格の異なるものであろうということが言えます。」
「ただし、1つだけ皆さん方がもう1つ心配になってらっしゃることがあると思います。それは、こういうふうに少しずつでも漏れ出しているのが、いつまで続くんだろうということが恐らくあるんだろうと思います。確かに少しの量、ですから、これは決して原発の炉心全部が壊れて、そこから大量の放射能が出ているわけではなく、ごく一部の所から漏れ出して、それが風に乗ってやってきているという状況ではあります。しかし、それがダラダラダラダラと、長期、数日間、この一週間ですかね、続いているということが、これが皆さん不安なんだろうと思います。しかしながら、今日の特にデータなどを見る限りでは、少しずつやはり状況は改善してきているように思います。」
「ご承知のようにテレビでは必死に原子力発電所の消火作業に当たったり、冷却作業に当たったり、あるいは発電所の非常電源を繋いだりと、一生懸命働いている方が沢山いらっしゃるというのが連日報道されております。そういった状況もあって、少なくとも、例えば、ここからさらに大きな爆発があるといか、それを皆さん一番心配してらっしゃると思いますけれども、そういった状況になるとはちょっと考えにくいと思いますし。ですから、現時点では、そしてこの先も、この原子力発電所の事故による健康リスクというのは、非常に、と言ってはいけません、全く、考えられないと言ってよろしいかと思います。」
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児嶋眞平 京都大学名誉教授、前・福井大学学長
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畑村洋太郎 工学院大学グローバルエンジニア学部、機械創造工学科教授
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木村浩 東京大学大学院工学系研究科准教授
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松原聡 東洋大学教授
【語録】
http://policywatch.jp/topics/129福島原発被災による電力供給力低下が日本経済に与える影響
東北地方太平洋沖地震が発生し、各地に大きな爪痕を残している。ここでは、その一つ、福島の原子力発電所の被災が今後の日本に与える影響についてお話したい。
周知の通り、現在国内の電気の供給能力が著しく落ちている。現在の東京電力の最大の供給能力は3300万キロワットであるが、これは東電の本来の最大供給能力7200万キロワットの半分以下ということになる。
そもそも、電気の特性として、周波数のずれ等を防ぐために需要量と発電量を一致させなければならない点がある。周波数のずれは産業、特に半導体工場等にとっては品質を大きく左右する重要な要因であるが、東電を始め日本の電力会社はそのずれをぴたりと合わせる技術に関しては世界でもダントツであり、普段は絶えず需要量の変化に対して、供給量を細かく調整しているのだ。ちなみに原子力や水力は調整不可能であり、調整に使われているのは火力発電である。
さて、上述のように現在東電の電力供給能力は3300万キロワットしかないわけだが、需要がそれ以下であれば全く問題はない。しかし需要量が最大供給力を超えてしまうと、周波数のずれ、さらに首都圏大停電のようにすべての電力がダウンしかねない。それを避ける為には、需要量を最大3300万キロワットに抑えるしかなく、その為に輪番停電で調整しているのである。
だが、現時点では多くの工場が稼働を停止している状況であり、最も電力の需要量が増える夏にはピークだと6000万〜6400万キロワットが必要となり、到底供給能力内に収めることは出来ない。であるから、輪番停電等の措置は4月以降も継続するであろうし、もっと厳しくなる可能性も大いにある。
火力発電所等のある程度の回復は見込まれるものの、被災規模の大きな地域ではそれも難しく、当面は足りない電力でいかざるを得ない。経済へのマイナス効果は計り知れないだろう。
さらに、新たな原発の建設等が非常に困難であることなどもふまえると、この電力供給の不足状態は今後10年、15年といった規模で続くのではないだろうか?
暗い話になってしまったが、それでもその中で、日本経済は復興しながら歩き続けていかねばならない。
松原聡 緊急インタビュー 東日本大震災復興までの問題点
http://webdacapo.magazineworld.jp/top/feature/50561/http://webdacapo.magazineworld.jp/top/feature/51061/
★★★
奈良林直 北海道大学大学院工学研究科教授
【語録】
「ほくでんエネルギー講演会」
http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/atomic/pluthermal/plan-04_8.html 研究結果により、微量の放射線は体にいい影響を及ぼすことがわかっています。放射能を「怖い」と思う気持ちがあるかもしれませんが、正しい知識を持つことが大切です。日本の原子力発電所は旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所と異なり、原子炉格納容器で守られているため、万一事故があったとしても外部環境に影響を及ぼすことはありません。
以上は<原発業界御用学者リスト@ウィキ>からの孫引き、詳しくは以下を参照(管理人)。
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/76.html
★★★
菊池透 自治医科大学RIセンター
【語録】
http://www.youtube.com/watch?v=vAvM-wg5iIE
★★★★★
でんこ
【語録】
私が最近思うことは、日本の社民主義政党には「社会民主主義」の世の中は作れないのじゃないかということです。作れるのは共産党だけじゃないかと。そのように思う「根拠」があります。実はスウェーデンでは保守派のキリスト教民主党から社会民主党、左翼党まで、つまり右から左まで全ての政党が「社会福祉」を第一の政策に掲げているのです。そうでなくては国民の支持が得られないからです。
それに対し日本ではどうかと言うと「高福祉」は左翼政党だけの「専売特許」なのです。右に行けば行くほど「社会福祉」が確実に「無視」され「後退」するのです。しかも日本には左派・中道政党がぐいぐい保守(=右)に引っ張られるという現象があります。日本の社会民主主義政党は「すぐに右傾化する」という性質を持っているわけです。これは戦前の「社会大衆党」戦後の「民主社会党」「社会党」現在の「社民党」まで一貫した特徴です。
何と言ったらいいのか、政党の「立ち位置」が西欧とは「一メモリずれている」感じでしょうか?ぶれないのは共産党一党のみです。結論を言うと日本の社会民主主義政党には「社会民主主義」の世の中は作れないということになります。つまり、共産主義を目指す過程において一時的に形作られる「経過的」政治体制としての「社会民主主義」(=日本共産党言うところの「資本主義の枠内での改革」)に頼るほかに方法はないのではないか?これが最近の私の頭の中にある日本の将来の予感・展望です。
少なくとも社民党には過度の期待はしないほうが良いでしょう。民主党、公明党、自民党にずるずる引っ張られます。過去を見れば明らかです。