当ブログの過去ログを見ていたら、去年の暮に、私はこんなことを言っているんですね。予言的中というか、お見立て通りと言おうか、そのものズバリの大活躍をしてくれていますね、その後の籾井さんは(笑)。どうも最近、世の中が、悪い意味で「分かり易く」なって来ているみたいな気がします。
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<「輝けネトウヨ大賞」中止のお知らせ>
皆さんのご意見にはいちいち頷けるものがあります。ディッガーズさんの「総体としてのマスメディア」にネトウヨ大賞「特別賞」とのご意見、ごもっともです。「大賞」は、何と言ってもNHKでしょう。新会長の籾井勝人氏がどのような人物なのか、巷間あまり伝わっていないですが、安倍晋三が目を付けた以上「皇国史観」「特高史観」の持ち主であることは間違いないでしょう。
こういう人事の見直しを「先取り」してかどうかは分かりませんが、この夏辺りからのNHKの報道の偏りが目に余ります。するべき報道をしない、しなくてもいい報道をする、真実とかけ離れた報道をする・・・などなど。まるでソビエトや北朝鮮です、いやあの戦時中の日本です。
Posted by たかし at 2013年12月28日 13:50
追記です。
NHKのいわば「良心」ともいうべき調査報道。「NHKスペシャル」などが、今後どのように「衰退」「変貌」を遂げるのか、楽しみです。
Posted by たかし at 2013年12月29日 12:22
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「ドイツなら即刻辞任」。20年前だったら、この日本でも、おっしゃる通り「即刻辞任」の筈だったんですがねえ・・・。
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政治家だって同じです。かつてなら役職はおろか議員辞職に追い込まれない発言をする人々が、今では大して批判もされずに大手を振って闊歩しています(メディア全体がやんわりと保守化しているのですから当然と言えば当然)。政界、報道界、社会全体の知的劣化は凄まじいものがある。
90年代半ばと言えば、細川連立政権への期待はすぐ裏切られ、かつての戦争加害責任への公的な反省は不十分、社会党は変節するなど、あまりいい印象はありませんでしたが、今に比べるとよほどましだったことが分かります。例えば加害責任への反省一つとっても、不十分なものだったのに、昨今では「十分だ」「過剰だ」「必要なかった」と言われるありさま(この問題に関してはほとんどの新聞が大同小異だ)。なぜ反動路線を一直線ということになってしまったのか?
ちなみに『赤旗』の記事でコメントしているドイツ人の記者が所属する『フランクフルター・アルゲマイネ』という新聞は、ドイツではけして進歩的な新聞ではなく「保守本流」と言われている新聞です。しかし、今の日本でこの新聞よりも「左」の論調の新聞がどれだけあるでしょうか。「ドイツの保守本流が日本ではリベラルレフトになる」という評がありますが、どうやら本当のようです。