2014年02月28日

幽玄佐東(ヨーゲン)さんはどうなるのでしょう?

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ここのところのヨーゲンさんをめぐる物語の展開が、あまりに急なので「着いて行けない」という読者もいらっしゃるのではないでしょうか?モノゴトは順を追って説明するのが良いと思われます。そこで突然ですが、「MSDNサブスクリプション」から説明をさせていただきたいと思います。

「MSDNサブスクリプション」とは、マイクロソフト社が、ソフト研究開発者(法人を含む)に対し、自社のアプリケーションを、無償ないしは格安で利用させるシステムです。この制度を使うことにより、開発者はマイクロソフトのアプリケーションを、ダウンロードするだけで使用することが出来ます。その際、当然のことながら開発者は、そのアプリケーションをインストールするために必要なキーワードも、同時に知ることが出来るわけです。このダウンロードとプロダクトキーの提供が「MSDNサブスクリプション」の根幹です。

この制度は、開発者にとっては、いわば「初期費用の免除」となるわけですし、マイクロソフト社にとっては、自社のアプリケーションの「拡販・普及」というメリットがあるわけです。そこでこの制度を利用するに際しては、書面により、マイクロソフト社が供給の保証をするとともに、利用者はこの制度を不正に利用することの無いよう定めているのです。したがって利用者は、正当な使用である限りは、制限なくコピーも可能、というのがこの制度の仕組みなのです。

このように、信用の上に成り立っているのが「MSDNサブスクリプション」なのですが、何処の世界にでもいるのが「不正利用者」であるわけです。本来の開発目的以外に使用する連中です。要するに、この制度を利用して手に入れたアプリケーションを「格安で転売」する「馬鹿者」です。これは一度でもやっったことが発覚すれば「資格停止」となるわけですが、仮に、発覚しても止めず「常習的・長期的に」これを行なった場合どうなるかといえば、確実に民事・刑事の訴追を免れないということになります。マイクロソフト社の訴追は、国内企業に比べ数段厳しいものです。懲役の実刑は間違いないでしょう。

マイクロソフト社は近年、このような不正利用者が絶えないため「MSDNサブスクリプション」の、ハードルを上げてきています。また、利用の範囲を狭めるなどの対策を行ない始めているようです。一部の「不心得者」による行為が、多数の「善良な」利用者の権利を侵害しているという構図ですね。何だかあの「生活保護問題」を思い出して、何ともやりきれない気持ちになるとともに、利用者の一人である私としては「怒り」がこみ上げてきます(もちろん「MSDNサブスクリプション」のほうですが)。

さて、前置きが大変に長くなってしまいましたが、この「MSDNサブスクリプション」を悪用した「詐欺・不法販売」を行なってきたのが誰あろう、他ならぬ幽玄佐東(ヨーゲン)さんであるということが、このたび明らかになってしまいました。しかも、ヨーゲンさん本人も、明確な否定は一切せず、事実上「追認」してしまっています。

自分自身を「オープンソースプログラマー」と称してきたヨーゲンさんですが、こんな形でありますが、いわゆる「IT業界」に身を置いているということだけは間違いないようです(笑)。ただしそれは、自分が開発したのでもないソフトを、不正に不特定多数に横流しする、という手段においてであったわけですが。誰しもが考えていたとおり「お里が知れて」しまったヨーゲンさんでした。

また、もうひとつヨーゲンさんをめぐる動きのなかで特筆すべきなのは、これまで彼に名誉を毀損されてきた、あるいは脅迫されてきた被害者複数名が、彼を刑事告訴する動きを始めていることです。それに対してヨーゲンさん自身も、自分が書いた「告訴状」をブログにアップするなどの「こけおどし」で「対抗」をしています(笑)。

で、この「告訴状」なのでありますが(笑)。日本全国に「かな文字3文字」の市は「つくば」「いわき」など、そう多くはありません。ヨーゲンさんがモザイクを掛けてアップした「告訴状」はそれが読めてしまう。そんなシロモノでした。「◯◯県」まで読めれば「◯◯◯市」と、必然的に分かってしまいますよね。このように、ヨーゲンさんは、自分の「個人情報」を自らウェブに流すようなドジなことばかりやっているのです、笑っちゃいますよね。さらに、ヨーゲンさんの息子さんを名乗る「フミヤ」くんのツィートに関しては、ことごとくそれらを「追認」してしまっています。事実関係を争うのは「自転車の写真」だの「息子の生年月日」ばかり(笑)。自分の「犯罪歴」についてはことごとくスルー(すなわち「追認)。

もう彼は「自暴自棄」になっているのでしょうか?それとも「自虐的」な心境なのでしょうか?あるいは、苦境を「楽しむ」ようなマゾヒスティックな快感を求めているのでしょうか?常にネット上で「話題になっていたい」「自分を誇示したい」「良くも悪くも相手にされたい」というような「欲求」が、彼にはあるのでしょうか?それは分かりません。心理学者ならどのように説明するでしょうか?ネトウヨアナリストの私にもその説明は困難です(笑)。

ところで、ノンフィクションライターの安田浩一氏の初めての「取材」を受けたのが今年の1月5日ですから、それからもう2ヶ月が経とうとしています。その間、ヨーゲンさんは、

 安田浩一&ヨーゲン 新春まったりトーク
 http://ceron.jp/url/www.nicovideo.jp/watch/sm22698145 
 http://ceron.jp/url/www.nicovideo.jp/watch/sm22698301 

のようなニコ生に出演するなど、考えられない行動を起こし始めました。もちろんこの番組は、ヨーゲンさんにとって「決定的な打撃」でした。・・・と、ここまで書いて、それは「一般人にのみ」言えることなのだなあと思えてきました。すいません、前言を翻させていただきます。ヨーゲンさんにとってはあんな番組「打撃」でも何でもないようです。これを、彼が「打たれ強い」と表現して良いのか「◯◯」だと表現して良いのか、私には分かりませんが、とにかくあんな番組などヨーゲンさんにとっては「カエルのツラにションベン」だったようであります。とにかく「常人」とはちがうんだよなあ・・・ヨーゲンさんって・・・。

それで、これからどうなるのかということですが、ネトウヨアナリストの私にも分からんのですな。ただ言えることは、どんな「法的制裁」を受けようが「社会的批判」にさらされようが、彼は「ヘイトスピーチ」だけは止めないでしょう。それだけは確かなことだろうと思います。あと、残念ですが彼にとって脅威なのは、ヘイト被害者の訴追ではなく、マイクロソフト社からの訴追の方です。マイスロソフト社は着々と「証拠固め」をやっているとの情報も入って来ています。

さて、現代の日本では精神異常者を、本人の意に反して強制的に「入院」させることは不可能です。この「民主主義社会」(わざと括弧をつけました)であるところの「日本社会」は、これからもヨーゲンを「民主主義のリスク」のひとつとして抱えていかなければならないような気がします。

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安田浩一&ヨーゲン 新春まったりトーク【前編】
http://ceron.jp/url/www.nicovideo.jp/watch/sm22698145

安田浩一&ヨーゲン 新春まったりトーク【後編】
http://ceron.jp/url/www.nicovideo.jp/watch/sm22698301

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posted by takashi at 11:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | 幽玄佐東(@Yougen_Sato) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 お疲れ様です。
 ヨーゲンサトーですが、彼は宇奈月自立塾に強制送還したほうがいいですね。完全なネット中毒であり、強烈なブートキャンプが彼には必要なのは明らかです(同じことはアメブロの差別主義者のhokk、サンメリーダの梟、月子、スコープドッグー改にもいえますが)。
 もう、救いようがありませんね。ヨーゲンサトーですが、逮捕されて民事上の責任も刑事上の責任も追及されてもう再起不能にされるといいのです。
 ちなみにヨーゲンサトーとサンメリーダの梟に共通しているのは個人情報が駄々漏れしていることです。それほど狂気の世界に陥っている証拠ですね。
Posted by 小野 哲 at 2014年03月01日 19:58
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