2014年01月08日

ヨーゲン(@Yougen_Sato)はこれから一生涯、ツィッターで「告訴してやる!」とつぶやき続けることでしょう(笑)。

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@Yougen_Sato

さて、告白しますと、私なんだか急に幽玄佐東への興味が失せたような気がします。アレが、これほどの「バカ」だったとは、正直言って思ってもみませんでした。「恥を知らない」という言い方をよくしますが、それにも普通は「限度」というものがあるはずです。ある程度「恥の度合い」が進めば、大抵は何らかの反省なり後悔の念が襲ってきて、自分の馬鹿さ加減に気づくはずです。「普通の人間」ならば。ヨーゲンは「普通」ではなかった(笑)。

ヨーゲンがこの数年間、インターネット上にまき散らし続けてきたヘイトスピーチは、膨大な量になります。彼の心無い言葉により、これまでどれほどの在日朝鮮人や韓国人、また中国人、アジア人、被差別部落出身者あるいは女性、老人、障害者が傷付けられてきたことでしょう。一体何人の個人がヨーゲンにより攻撃され、あるいは個人を「特定」された上で、傷付けられてきたことでしょう。そんな彼が自分のツィッターのアカウントの横につける、なんというのでしょうか?キャッチフレーズとでも言うのでしょうか?紹介の言葉を「ヨーゲン 激怒必虐殺!朝鮮人」というものから 「ヨーゲン 個人情報は家族の生命財産権」に変更いたしましたね。このことは極めて象徴的なことだと思います。これまで、言葉によって他人の権利を侵害し、傷つけてきた本人が、急に「権利」を振りかざし始める。何とも滑稽な風景ですね。

尤も、ヨーゲンの「言論」の根底をなすコンセプトは「日本人は在日によって差別されている」「在日こそがレイシストだ」というものでした。前出のキャッチフレーズを一時「Racist Korean」などとしていたこともあります。この、事実をあべこべに描いておいて、それを無理やり通す「嘘も百回言えば本当になる」的な発想というものは、ネトウヨに共通のもので決して珍しくはない、と言ってしまえばそのとおりですが。しかし、それにしても、自分が他人を傷つける場合には情け容赦無いくせに、いざ自分が批判の矢面に立たされると、ことさら「被害者」を装おうとする。自分から転んでおいて「いててて、やられた〜お巡りさん〜!」とやる、在特会の桜井誠を思い出す方も、多いのではないでしょうか(笑)。

結局今回ヨーゲンは、当初安田氏の訪問を受けた際に、みっともなく取り乱し「帰れ帰れ!」と喚いたあと、今度はメールで、30分後にまた来い、と騙しておいて警察を呼んだわけです。おそらく奴は「しめしめ」と思ったことでしょう。「うまいことしてやったわい!」と。自分としては、上出来の行動だと思ったと思います。まず何よりも、ヨーゲンは「警察なら俺を助けてくれるはず」と、思ったと思います。確かに警察もある意味、ヨーゲンのように「弱者」をいたぶる、といった面を持った組織であることは確かです。ただし、一人のネトウヨが110番通報してきたというだけで、取材に訪れたジャーナリストを「逮捕」するなどということが、いくら警察でもあるでしょうか?ヨーゲンは「ある」と思ったのでしょう。たしかに警察は、あらゆる違法な方法で、個人を拘束・逮捕することが可能ですが、それは基本的には、ある人物を計画的に狙い撃ちした上での「公安警察」の手口であって、刑事警察は普通、よほどの必要性がなければ、そのようなことはやりません。何よりも「民事不介入」の原則があるため、警察自身が嫌がるのです。警察とて、揉め事を自分から起こして「街のお巡りさん」の評判を、落としたくはないでしょう。

そんな風に「あての外れた」ヨーゲンは、警察官からの思いもよらない「斡旋」を受けてしまいます。「こちらの方はあなたのことを取材したいとおっしゃっている。応じてあげてはいかがですか?」と言ったかどうかは知らないが、そのような意味のことをインタフォーンを通して、警官の一人が言ったのだと思います。これにはヨーゲン、度肝を抜かれたのではないでしょうか?「こんな筈ではなかった」と(笑)。

もうここでヨーゲンは、気が動転しており、恐怖の絶頂だったと思います。結局、このような状況でインタビューをしたところで、得るものはないだろう、と判断した安田氏は、ヨーゲン宅を、後にしたのだと思います。そしてそのあと、メールでのやりとり、ツィッターでのやりとりに移っていくわけです。ヨーゲンは、立て続けに訳の分からぬことをツィートします。なにしろ、ツィッターの上においてだけでも、自分を「正当化」するための「工作」を行わなくてはならない。しかし、一体何をどう書けば自分を「正当化」出来るのか?そもそも彼には「正当性」は無いうえに、それを無理やりでっち上げる、といった「レトリック」も持ちあわせてはいない。かくして「噴飯物」のツィートがタイムラインに溢れることになる。ヨーゲンは、安田氏に絶縁状を突きつけた後、このようなことをつぶやいています。

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「安田浩一のやっている事、これは桜井会長の個人情報晒しがメイン、会長がオドオドしているといたぶる安田の文章、実名が出たら俺も家族を危険にさせられ晒し者か、本人の断りもなくこいつのやってる事は許されるのか。」
※ちなみにヨーゲンは、桜井誠に何事か相談したかったのでしょう。次のようなツィートを、メンションで送っております。
>ヨーゲン 個人情報は家族の生命財産権 ?@Yougen_Sato23時間
>@Doronpa01 重要な連絡があります一時相互フォローさせてください。
ただし、桜井には鼻も引っ掛けられていません(笑)。

「私が経験している週刊新潮の取材は事前にメールでどんな事を聞くのか確認し丁寧なメールで日時を指定してきた。それでも電話取材だった。ところが安田浩一は住所も教えてないのに突然事前予告もなく来る、そして個人情報の裏取りであって現実に住んでいるのかの確認なのだ、安田の取材がどれだけ異常なものなのか。アポなんて普通とりませんよ、はぁ?素人だから騙すのか、これを、鮮人ジャーナリストの、だまし討取材と呼ばせていただく。」
※たまたま「ベタ記事」欲しさの、新潮の「取材」が、自慢で自慢でしようのないヨーゲンさん(笑)。

「安田浩一氏は取材相手と、個人情報を守秘する文書を契約交わすなど考えられないそうだ。前例がないとか。こいつは何様なんだ。」
※「何様なんだ」・・・自分で投げた鋭いブーメランが、ヨーゲンの頭に深く突き刺さる、けだし名言ではないでしょうか(笑)。
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また、ヨーゲンはこうも言っています。

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「 私は個人情報を晒して攻撃をしたことはない。個人的にかなりむかついたのは李シネの捏造記事だった。あの侮辱こそなんだ。3記事ぐらい読むとチョウセンジンガーになるのは止む終えないはずだが、安田のお気に入り美女だから俺に恨みをもっている。」
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嘘です。私が知っている限りでも、ある在日の美術教師が、個人情報をヨーゲンにより特定されています。

私が今、こうやってブログを書いている間も、ヨーゲンは次から次へと訳の分からないことをツィートしています。もちろん安田浩一への「恨み事」ばかりです。掻かずにはいられないのでしょう。それでも時々は「余裕」のあるところを見せようとするのか「田母神閣下へのエール」なども書き込みます。少しみてみましょう。

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ヨーゲン 個人情報は家族の生命財産権 ?@Yougen_Sato 14分
実は安田浩一が警察から職務質問している時の無線での暗号紹介の録音がある。郵便受けのところに録音機を隠しておいた。しかし意味がわからない。
※まさに何を言っているのか「意味がわからない」(笑)。

ヨーゲン 個人情報は家族の生命財産権 ?@Yougen_Sato 29分
人の住所を勝手に搾取し晒すぞと脅せる人は余裕かましているね。犯罪者
※「住所を搾取」・・・初めて聞く言葉です(笑)。カール・マルクスも天国で「爆笑」していると思います。

ヨーゲン 個人情報は家族の生命財産権 ?@Yougen_Sato 5分
@yasudakoichi 犯罪者らしいコメントありがとう。講談社もさぞ鼻が高いでしょう。
※ところで、講談社はどのようなメールをくれたのでしょう?「誠に申し訳ございませんが、取材の打ち上わせは安田氏本人と行なって下さい」・・・かな?
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昨日、私はコメント欄に
「ヨーゲンは、これから必ず追い詰められると思います。自分が希望するように『裁判沙汰』を起こせば、何もかも素性が世間に知れ渡ってしまう。それが嫌ならば、安田氏のインタビューを受けるしか無い。安田氏であれば、少なくともヨーゲンの『個人』を特定できるような情報は、職業上のモラルとして出すことはないでしょう。その代わり、ヨーゲンの生い立ちや家族状況、経済状態、ネトウヨになるに至った経緯などは、当然明らかになる。そこまで暴露されて、彼がなおかつウェブでのヘイトを続けうるのか、という問題です。ヨーゲンはどちらに転んだところでもう『終わり』ではないかと、私は思っております。」
と書きました。確かに道は2つしか無いのです。

昨日のエントリーでは
「彼の今後の『進む道』は2つに1つではないかと、私は思っています。一つ目は安田さんのインタビューに応じること。2つ目は、彼自身の望み通り『公判』という場で、自分自身を世間にさらけ出す、ことです。彼がどっちの道を選ぶか、私は大変に注目しています。」
と書きました。

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しかし、結局今日になってもう一つの「道」があると気付きました。それは「モラトリアム」です。どっちつかず、という意味ですね。どっちも選ばず「現状を維持する」です。そこで私は、伊藤浩士さん宛のコメントで次のように書きました。

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伊藤浩士さん、

事態に急展開がありましたので、取り急ぎ報告します。ヨーゲンが、例によってさっそく前言を翻しました。私が提示した「2つの道」のうち、ベターな方、つまり「安田氏のインタビューを受ける」方を、奴は土壇場で破棄した模様です。何というヘタレでしょうか(笑)。

これで、残る道はひとつ。ヨーゲン自身が言うように「安田氏を訴える」道のみです。つまり「公判」が待っているわけです。こちらはノンフィクションではありませんから、ヨーゲンの個人情報は、おそらく洗いざらい(リーク等によって)知れ渡るでしょう。

で、告訴ですが、ヨーゲンにそこまでの「覚悟」があるか、と言えば、私は無いと思います。となるとどうなるか、今まで通りです。ツィッター上で「永久に」同じことの繰り返しです。「安田!オマエを告訴してやる!」これを死ぬまでやるわけです。まさに、ヨーゲンは上島竜兵を一生演じ続けるしかありません(笑)。
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ヨーゲンはこれから一生涯、ツィッターで「告訴してやる!」とつぶやき続けることでしょう(笑)。

関連記事
<幽玄佐東(@Yougen_Sato)さん、前言を翻す。>
http://ameblo.jp/takashicyan/entry-11745439250.html




posted by takashi at 20:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | 幽玄佐東(@Yougen_Sato) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
【たかし】

市民運動のカリスマの一人「火炎瓶テツ」氏のシュプレヒコールに「〇〇〇〇恥を知れー!」というのがあります。大変にインパクトがあって好きなフレーズなのですがしかし、安部首相も、官房長官も、幹事長も、一向に恥を知ろうとはしませんね。東電の経営者も、原子力規制委員会も然りです。何故でしょう?自民党政治家の場合、その「恥」のリスクと「金」のメリットが秤にかけられている。恥を掻けば掻くほど彼らは金が懐に入ってくる。つまり、恥よりも金を、奴らは選んでいるのですね。

しかし、ヨーゲンに「恥を知れ」と言うのは同じでしょうか?彼がそもそも「恥」の概念を持っていないということもあるにはあるのですが、ヨーゲンのヘイトスピーチには「金銭的な見返り」なぞ無いはずですよね。それでも彼は日夜ヘイトを止めようとはしない。ある意味これは「純粋」なのではないかと、錯覚しそうになって来るわけです。つまり無償の「恥」なわけです。

翻って私自身、日夜ヨーゲンのエントリーをブログに書く、ということを、もう4年間に渡ってやって来ているわけです。いつの間にかエントリーも溜まってきました。他にもテーマがあるとは言え、やはりヨーゲンがダントツです。それほど「面白い分析対象」であったことは確かです。しかし、正直言って「もういいかな」と思い始めています。

最近の「たかしズム」は、かつてとはずいぶん様相が変わってきました。まず、ネトウヨが来なくなった。「一発射撃」は別として、まず「文章」と呼べるものを掻ける奴が来なくなった。それに伴い、常連コメンテータさんが書き込むことがなくなって来た。ただし「閲覧」は、はっきり言って3念前の倍になっています。普段の日で1日平均3000アクセスはあります。注目記事の場合は1万を超えることがあります。

私は、このブログのコンセプトとして「コメント欄の充実」に主眼を置いてきました。シーサーのブログの最大の強みは、コメント欄の充実です。本文と同じフォント、字数、行間で、いわばディベートが出来るのです。これを気に入った私は、当初から「売り」にして来ました。

だが、肝心のネトウヨが現れない。寂しい限りです。常に私の文章を読んでくれている方々が、もっと意見をコメント欄に書き込んでいただけること、それも継続的に意見なり、反論なりを寄せていただければ、より私としては幸いに思っています。そして何より「気骨があり」「文章能力のある」ネトウヨの皆さんが、「たかしズム」に訪れてくれることを、心から期待いたしております。
Posted by たかし at 2014年01月10日 02:04
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