<天罰の不合理〜東京都民への哀悼歌>
3.11の直後から、ジャーナリストの今井一氏を中心にして起こされているこの「運動」に、ある種の「危うさ」を感じているのは、私だけではないはずだ。それを具体的に指摘している人々は、私以外にもかなりいる。もちろん「賛同人」も多数いるわけだが。
さて、7月31日にIWJのUSTREAMで、この問題が討論された。出席者は今井一氏、反対派として、東京都議会議員の福士敬子氏、俳優の山本太郎氏、そしてIWJの岩上安身氏が司会を務めた。
ここで驚いたのは、以前今井一氏と「意気投合」して原発国民投票推進派であったはずの、山本太郎氏が、反対派に回ったということだった。よくよく考えての翻意だったに違いないが、彼は国民投票の難しさを的確に、よくまとめて主張していた。私は、山本太郎氏の文脈の中で、初めて「愚民」という言葉を聞いた。彼は、そういう言葉を遣う人ではないと思っていた。
福士敬子氏は、さらに説得力があった。自分の選挙活動の中で「固い」と思っていたある主婦に「夫の会社から言われているので、今回は違う人に入れるわ。」と、あっさり言われた経験なども織り交ぜて、如何に日本国民の「民度」が「直接投票」に向いていないかを、淡々と、冷静に解いた。誰にも、見られていないはずの「投票所」ですら、自分の「推す」議員の名前も書けない、というこの程度の「民度」の国民。福士氏は、身を以って感じているのである。
この日の討論は、まだ岩上安身という「名レフリー」が存在しただけ、良かった。その後、8月4日には、何と!今井一氏にとっての「雪辱戦」と思しき番組が、やはりUSTREAM東京で深夜に行なわれた。
今回の出演者は、今井氏、チバレイとかいうガラの悪い小娘、やたら態度のでかい教授、いてもいなくてもいいような学者先生の4人が「原発国民投票賛成派」。対する反対派は、福士敬子氏ひとり。完全アウェー試合である。まさに「江戸の仇を長崎で」というのは、こういうことを指すのだろう。
何しろ、この討論は酷かった。四人で一人を「罵倒」するという、とんでもない番組になっていった。酒が入っていたのが、特に拙かった。声と態度ばかりでかい教授と、小娘が、酒の勢いで、おとなしい福士都議に噛み付くさまは、見ていて実に不愉快で、腹がたった。
この番組中に書いた私のツィートを最後に書き並べておくので見て欲しい。
「日本の原発を止めるか、廃止するか」ドイツ国民に投票してもらうんだったら、私は「大賛成」だな(笑)。
もし、日本国民の「民度」が、ドイツ国民と「同等」ならば、私は、諸手を上げて「原発国民投票」に賛成いたします。
福士氏の言うように「夫の会社に言われたから、原発存続に投票します」という「バカな主婦」が多数を占める「日本の現実」を、今井一氏は、どう考えるのか?
残念ながら、福士氏の主張が最も現実的に思える。
石原慎太郎が四期も、知事を務めているという、そのこと1つをとってみても東京都民の「民度」は、分かりそうなもの。
スペインやスウェーデンが国民投票で「脱原発」に踏み込めたのは、国民が「賢かった」からであり、「愚民」の支配する日本で、同じ結果になるという「保証」はない。
飯田哲也は、個人的には好きではないけれど、当選して欲しいなとは思っていた。それすらが「落選」した、というのが日本人の「民度」です。
国民投票論者は「バカな主婦」を甘く見過ぎていますね。小泉や石原を「当選」させた「バカな主婦」を。
今井一さんの人格を否定する人が、残念ながら多いですが、私は違います。彼の「認識の甘さ」を否定しているだけです。
もう一回言うけど「日本の原発を止めるか、廃止するか」ドイツ国民に投票してもらうんだったら、私は「大賛成」だな(笑)。
山本太郎氏が「たもとを分かった」理由が分かる気がする。日本人の「馬鹿」に、気付いたのが、山本太郎であり、未だに気付いていないのが、今井一、ということか・・・。
あ〜あ、もし、日本国民の「民度」が、せめて、ドイツ国民の「半分」くらいあれば、私は、諸手を上げて今井一さんの「原発国民投票」に大賛成いたします。
あ〜あ、日本が「ドイツ」だったらなあ〜。
真ん中の奴のマイクボリューム下げろよ(笑)。
リトアニアは、地盤が安定していて「地震」が無いんだようなあ・・・。
石原や森田に投票する「バカな主婦」、選挙に行かない「ニート」、自民に投票する「バカウヨ」。この三バカが居る限り、日本では「国民投票」は、無理だな(笑)。
有象無象が四人で、寄って集って福士都議を「罵倒」する、という、大変に結構な番組だったと思います。では、ごきげんよう!
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たかし:「日本の原発を止めるか、廃止するか」ドイツ国民に投票してもらうんだったら、私は「大賛成」だな(笑)。
もう一回言うけど「日本の原発を止めるか、廃止するか」ドイツ国民に投票してもらうんだったら、私は「大賛成」だな(笑)。
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今回、私が「バカな主婦」という言葉を使ったことに「抗議」してきた方がおられた。曰く「私はそんな馬鹿な主婦ではありません」と。よく女性は「抽象概念に弱い」などというが、これなどはそれかもしれない。私は何も「あなた」のことを言ったのではない。石原慎太郎の得票の80%が「女性票」である、という「事実」を申し上げただけなのである。男性は、あまりこういう苦情を言ってくることはない。と言うか、女性にもよく分かった方がいて、以前、次のような書き込みがあったのを思い出した。探すのが大変だったが、見ていただきたい。
http://takashichan.seesaa.net/article/166840271.html#comment
http://upishi.blog5.fc2.com/
<追記>の<追記>
女性が「一般論」を嫌う、という傾向については先に、コメント欄にも書いた。
早い話「そもそも女という奴は・・・」というような言い方である。女性がこれを許せる相手というのは、極めて限られている。「申し分の無いイケメン」か「自分が恋心を抱いている男性」このいずれかだ。だから、会社の上司(=単なるオヤジ)や、興味もない男の同僚に、これを言われた時の反発は尋常ではない。翌日からお茶に何を入れられるかわからない。だから私は、会社勤めの頃、必ず自分でお茶を入れるようにしていた「自己防衛」である(笑)。
では男はどうかと言うと、逆に男性は「一般論」が好きで好きでしようがない。「そもそも男というものは・・・」などという話題が出たとすると「ああ、そうなんだよね!」「そうその通り!」「それは言えてる!」などと言いっては、まるで「大発見」でもしたみたいに「大喜び」する。それを肴に、3時間ぐらい飲めるほどだ。ことほどさように男は「一般論」が好きで、女性は「一般論」が嫌いなのだ。
この違いは一体どこから来るのだろう?未だに謎だ。これを「合理的」に説明できる人は多分いないのではないか?
「女性の前では、一般論で女性批判をするな、個人名で批判しろ、前者は嫌われる、後者は喜ばれる。」と教えてくれた先輩は、その意味で、私にとって「師匠」のような人物だった。彼の言うとおりのことが、次々と目の前で起こるからだ。女性に対して「同性=つまり女性」を批判する場合、女性一般ではなく「個人名」を出すのだ。すると女性は「喜ぶ」とまで先輩は言った。そして確かにその傾向は歴然とある。
そこで、私には「最大の疑問」が湧いてくる。それはつまりこういうコトである。これまで述べたように「一般論」に拒絶反応を示す女性が、それならば何故、石原慎太郎に投票するのだろう?これである。
私に言わせれば、石原慎太郎という男は、いわば「そもそも女」論の「権化」みたいな男である。それこそが石原慎太郎ではないのか?以下に、皆さんよくご存知の「女性蔑視発言」を挙げておく。姑息にもこの男は「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど」として、こんなことを言っているのだ。
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『週刊女性』2001年11月6日号発言の内容 [編集]
「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。まあ、半分は正鵠を射て、半分はブラックユーモアみたいなものだけど、そういう文明ってのは、惑星をあっという間に消滅させてしまうんだよね。」
「この間すごい話をしたんだ、松井さんが。私は膝をたたいてその通りだと。女性がいるから言えないけど…。本質的に余剰なものは、つまり存在の使命を失ったものが、生命体、しかも人間であるということだけでいろんな消費を許され、収奪を許される。特に先進国にありうるわけだ。でね…、やっぱりやめようか(笑)。あれが実は地球の文明なるものの基本的な矛盾を表象している事例だな。」
「そして、他の動物、他の生命体とのかかわりの中で、人間が人間というものの存在を主張し過ぎたために、非常に横暴な存在になった。そして、彼が例を挙げたのは、ほとんどの動物は繁殖、種の保存ということのために生きて、それで死んでいくが、人間の場合にはそういう目的を達せない人でも、つまり、人間という尊厳の中で長生きをするということで、彼はかなり熾烈な言葉でいいまして、私はそのときに、なるほどなといいながら、しかし、それは政治家にはいえないから、あなたみたいな専門家じゃなきゃとてもいえませんなといって、そのときに慨嘆したんだ。(中略)私が思わずひざをたたいた所以の一つは、私の友人でもありました深沢七郎氏が書いたうば捨て山という、あの、要するに「楢山節考」という、年をとったそのおばあさんを、その部落の貧困のゆえに、あえて生きている人間を捨てに行くという、これは年をとった女の人が、他の動物の生存の仕方に比べれば、かなり横暴な存在であるという表現の、実は逆説的な一つの証左でありまして、私はいろんなことを思い合わせながら、その松井さんの話を非常に印象深く聞いたわけです。」
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『週刊女性』2001年11月6日号発言の内容 [編集]
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皆さん、どなたでもいいです!教えてください!石原を勝たせた「女性有権者」が、この石原の「そもそも論」に、何故、腹を立てずに、私たかしが書いた「一般論」にだけ反発するのでしょう?慎太郎が「裕次郎の兄」だからですか(笑)?
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たかしさんの記事中にある「馬鹿な主婦」についてです。
調査では女性の石原支持が多いとのことですが、女性=主婦という根拠は何でしょうか。独身女性がなぜ石原支持をしないのかという理由も知りたいです。また同一人物であっても結婚すると女性は格段に知能が下がるという裏づけはあるのでしょうか。
また「男性的」とカッコをつけて言おうが言うまいが、理論的な意見を言う女性を、「この人は男性的な思考ができる」と表現するのは昭和すぎます。
その馬鹿が支持する石原そのもの、あるいは妻に投票先を押し付ける夫は「男性的」でしょうか?
寡聞にして石原が女性だということは知りませんが、男性的な思考とは石原のような思考ということでしょうか?
今回のたかしさんの記事は非常に残念な気がします。ネトウヨは自身で選択できますが、男性であること、女性であることはほとんど選択の余地がありません。
男性的、女性的というのは(それがカットつきであろうとも)、レイシズムスの一つ、外見上の理由による「ステレオタイプな他者像(representation of the Other)をともなう」に合致しています。
馬鹿な男性である石原を女性がフォローしているといって、いきなり「馬鹿な主婦」や、理論的な意見を「男性的」と言い換えるのは、昨今の多様性が求められる社会では、あまりに残念ですね。
なるほど、そのように受け取られる方もおられるのですね。
私は当該記述箇所については、
「バカな主婦」=「主婦の方の中でも、石原や森田に投票するような考えの足りない人のこと」
というふうに、受け取っておりました。
別にその表現が「主婦全体」を評しているというふうには、取りませんでした。
なので女性に対して差別的だというふうには、特に思いませんでした。
ひとりひとりの考え方にはいろいろあるでしょう。主婦のパブロン中毒さんのお考えは、ご自身を代表しているだけで主婦を代表しているわけではないことは、ご自身も私もよくわかっていることです。
誰かがそう言ったというだけで、「よくxxxはxxxであるというが、果たしてそうであった」と反応した、或いはしなかった、、というのには興味がありません。これはネトウヨのよくとる手法で、少数の例を一般化する、あるいは「よくxxxだといわれている」ものに対する検証の欠如です。
たかしさんがステレオタイプの陥る穴をご存知ないとは思えないのですが、不思議ですね。
女性=主婦という理論上の穴がありますし、「この女は男みたいな考え方をする人だ」というのが女性に対する褒め言葉だと思うナイーブさも残念です。
たかしさんの「男性的=男のように」という形容を裏返せば、
「あいつは朝鮮人のように卑劣だ」も、
「あいつは女のように理論が破綻している」も、
五十歩百歩です。
ここは単に、「理論的思考も検証もできない愚民」といえば済むところです。いまどきの新聞のだすデータを鵜呑みにして「事実」といきり立たず、せめて「朝日新聞の記事によるとxxxと言われている」ぐらいが、妥当なところではないでしょうか。
追記はおそらく、私みたいなことを突いてくる人へのエクスキューズとしてあらかじめ書いておいたのだと思いますが、実のところ追記が一番読んでて辛いところです。あの程度なら書かないほうがまだ良かったような気がします。
この記事はいつものたかしさんらしくなく、逆上しているのだとは思いますが、この手の不用意性はネトウヨに利するばかりで、馬鹿ウヨ鑑定士協会常任理事であれば記事にする前に一晩寝かせておくぐらいの周到さが望まれます。
Blueさん、
ご指摘をありがとうございます。ジェンダーの問題を書くと、どうも筆が滑ると言おうか、キーボードが滑ると言おうか、普段批判している石原慎太郎みたいなことを書いてしまう癖があります。厳に反省せねばと思います。
まず「女性=主婦という根拠」とのことですが、そんな物はもちろん無いです。たまたま上記番組中で、福士敬子都議が主婦の方の例を出しておられたのと、あと、選挙権を持つ女性といえば、主婦が多数を占めるのではないかと(尤もこれも決め付けるなと言われてしまいそうですが)思ったまででそれ以上の意味はありません。
>理論的な意見を言う女性を、「この人は男性的な思考ができる」と表現するのは昭和すぎます。
若いころ、私の人生の先輩から「女性の前では、一般論で女性批判をするな、個人名で批判しろ、前者は嫌われる、後者は喜ばれる。」ということを教えられ、実生活でも全くそのとおりの経験をしたりしながら、天邪鬼な私は敢えてその禁を破ることが多く、確かに「昭和っぽい」と言われれば、返す言葉はありません。尤もこの言い訳も、女性をそのように「一般化」すること自体に問題あり、と言われそうですが。
今後は、Blueさんの仰るように、書くものは「一晩寝かせる」ようにしたいと思います。馬鹿ウヨ鑑定士協会常任理事として、お礼かたがたご返事差し上げます。
「女性」「主婦」を批判された事に怒りを感じてるようですが
たかしさんの書かれている事は全て事実です。
「自民」「石原」「小泉」等が男より女の方の人気が高いという記事はよく見ます。
>男性的、女性的というのは(それがカットつきであろうとも)、レイシズムスの一つ
そんな事言ったら日本人的なダメなところ、男性的なダメなところも批判できなくなりますよ。
男にもダメなところがたくさんあるように女にもダメなところが多々あるのです。
自分は違うと言うのは個人的な話で、全体的な傾向やデータに基づいた分析などは重要です。
女性の方が選挙権が多く投票率も高いのになぜ常に保守政権が圧勝し革新政党が一度も政権を取った事がないのか考えてみましょう。
私が書いたかなり前のコメントのことを、
覚えていてくださり、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
私もこのことについて、
ちょっと書いてみようかと思います。
REDさん、こんにちは。
ジェンダーの問題は、本当に難しいと思います。男と女の「特徴」「傾向」というものは確かに「存在」するのですが、それを指摘すると「ジェンダー差別」ととられかねない、ということが往々にしてあるわけです。なんといっても片や「産む性」であるわけで、体の構造から何から違うので、それが「社会的行動」に現われてもおかしくはないのです。しかし、それだけでは説明のつかない「後天的」あるいは「歴史的」要素も確かにあるわけで、やはり「一般化」というのは難しいのだと思います。例えばフランスの女性と日本の女性では、似た部分もあれば全く違う、ということもある。主にそれは歴史的、社会的背景によるものが大きいと思います。ただ、それを「考察」したとしても、やはり「一般化」は出来ない、というのがこの「ジェンダー」という議論の難しいところだと思います。
「原発国民投票」についての、ゆうこさんのご意見、ブログにお書きになられるとのことですので、楽しみにいたしております。
エントリーで紹介した2つの討論番組、ご覧になられたかも知れませんが、今井一という人の認識は相当に甘いな、と思ってます。日本という国の現在の社会状況、日本人の物の考え方、はっきり言ってしまえば「民度」というものが、全く分かっていないのです。それに気付いただけでも山本太郎という人はすごいと思います。彼は「時期尚早」と言っていましたが全くそのとおりで、大新聞を「信じて疑わない」日本人が全体の70%に及ぶ、という統計数字が、ヨーロッパ並みの20%にまで下がった時点が「原発国民投票」の機が熟した時ではないかと思います。そうなると多分100年後くらいではないでしょうか(笑)。
REDさん、こんにちは。
いろいろな意見があっても良いとおもいます。
比較文化論はどこの大学でもそこそこ人気のある講座です。チャンスがあれば、通教もありますので、覗かれるとよいと思います。
社会人にも人気があるのですが、比較文化について考え間違いが一般化しています。巷間の通説が比較文化を危ういものにし、むしろ通説が本義であるかのような捉え方さえされています。そもそも、文化(ジェンダーを含む)には明確な定義すらないのが現状です。講義ではそういった問題点がいろいろ指摘されます。
データを分析とかかれてますが、
>女性の方が選挙権が多く投票率も高いのになぜ常に保守政権が圧勝し革新政党が一度も政権を取った事がないのか考えてみましょう。
はい、考えてみました。
1 「選挙権」は男女平等です。「有権者」ですね。
2 女性のほうが投票率が高いというデータはどこから出てきたのでしょうか?総務省(国政)のHPには投票データがいろいろ転がってますが、現在はほぼ男女同率というのがいいところですね。地方もそれほど変わらないようです。女性と革新政権の因果については根拠がありません。一部で有名な桜井某というのもいますので、男性が多様なように、女性も多様であるというべきでしょう。
3 保守と革新ですが、昨今は新聞ですら保革と捉えることは少ないです。こちらも定義がないので「自称保守」と「自称革新」に頼るしかないです。現在の既存政党はすべて保守政党であると言っている人もすくなくありません(その意味では保守の完勝)、しかし一部ネトウヨ的に自民だけが保守政党であるという見方からすると現在の民主党政権は保守政権ではないという見方になります。
たかしさんのブログは面白いですが、たかしさん自身が度々書かれているとおり、何かを検証なしに事実だと信じ込むのは危険です。それは、別の思い込みによって否定された場合、「自分は騙された」ということで180度の転向となります。多くの人が、ある日突然それまでの活動を正反対にすることが珍しくないです。ヨーゲン某という人も、ひとつの盲信から一つの盲信のために残りの人生も台無しにしているサンプルです。わかりやすい為、ケースとしてとても興味深いです。
私は平和的、建設的な多種多様な意見が共存する社会を理想としている者です。あまり、人様のご意見についてこのようなことを書くことはないのですが、信奉する意見を事実として多角的に見られていないようですので将来ヨーゲン某のようなことにならないかと心配してコメントしました。
お気に障るかと思いましたが、ご容赦ください。
今書き込みを発見しましたのでとりあえず書かせてください。
BLUEさんは結局何が言いたいのでしょうか?
女性をカテゴライズして語るな?
全てのものをカテゴライズするなですか?
世の中の通説が間違ってるのならデータを出してその間違いを指摘すればいいのでは?
データそのものが無効であるのならば正しいとも間違いとも言えないですよね。
>男性が多様なように、女性も多様であるというべきでしょう。
だったら良いですね。
もしそれが本当なら何も文句ありません。
私が思うに現実は男も女も相変わらず性の役割にとらわれて
単一のモノトーンの思考に凝り固まってる人が多いと思います。
>しかし一部ネトウヨ的に自民だけが保守政党であるという見方
ネトウヨがどうとかどうでもいいでしょう。
常識的に考えて自民も民主も保守だしということで。
よくフェミニストたちが男は頭が硬い保守的で女は柔軟でリベラルだという話をするのでじゃあ何で女の方が投票数が多いのに選挙結果はこうなの?という事を書いたのです。
>何かを検証なしに事実だと信じ込むのは危険です。
具体的にどの部分がですか?
漠然と大雑把な事言われてもわかりません。
あなたも検証してるでしょうけど私も当然検証して書いてますよ。
>私は平和的、建設的な多種多様な意見が共存する社会を理想としている者です。
なのになぜ私の意見に文句をつけるのでしょうか?