東京電力に腹の立たない馬鹿どもへ
福島県の農民たちが、丹精込めて「無農薬」で育ててきた野菜。無情にも、東京電力の放射能が、それらを「無価値」にさせてしまった。彼らが不断の努力と愛情を以て培ってきた大事な畑を、将来にわたって作物を「作ってはならない場所」に、東電は変えてしまった。それどころか東京電力の放射能は、福島県を「人が住めない場所」にしてしまった。ただでさえ国土の狭い日本から、東京電力は「人の住める土地」をごっそりと奪いとってしまったのだ。
日本人の食卓に欠かせない魚介類。東京電力の放射能は、その価値をも「無価値」にしてしまった。漁業という、我が国にとって極めて重要な産業に、従事している人々の、仕事と誇りを、東京電力は根こそぎ奪ってしまった。それだけではない。東電は、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア・・・近隣の諸国に、その「厄災」を無分別にも「海洋汚染」という形で撒き散らしてしまったのだ。かつてソ連の原潜の海洋投棄を罵り、非難してきたこの国の政府が、東京電力の行なった最悪の「環境犯罪」を、追認し、止めることもしない、というこの不道徳で恐ろしい現実。「かわいそうな日本人」から「環境テロリスト日本人」に、全世界の評価を１８０度転換させてしまったこの国の政府。この日本が、将来にわたって原発を保有するということは、今や地球環境に対する「犯罪」であると言うべきだろう。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/erp11041122330008-n1.htm
食料に関して、もう一つ悲観的な予言をしよう。我々はアメリカの危険な農産物を今後は、否が応にも口にせざるを得ないだろう。ＴＰＰ何ぞ、アメリカにとってはあってもなくても、もう同じことだ。化学汚染された作物や、ＢＳＥに罹った牛の肉や、農薬まみれの米や、いかがわしい遺伝子操作をされた大豆や穀物を、これからどんどん日本は「無関税」で買わされるハメになる。国内自給率がますます下がるからだ。逆に、ここのところ中国やアジアの富裕層に評価の高い、日本の果物や野菜、それに高級和牛やフカヒレ（１００パーセントが岩手産）などは、そのすべてが海外では売れなくなるに違いない。福島産に限らずだ。日本製の農産物全般の評判が、東電の撒き散らした放射能によって「地に堕ちる」のだ。
さて、四川省の大地震を「天罰」だと言い、今回の地震では「混乱に乗じて中国が攻めてくる」と言い、中国の救援隊々員は「どさくさに紛れて日本で不法就労するつもりでいる」から公安は監視しろと言い、韓国の救援隊は「口蹄疫が伝染るから迷惑だ」と言ってはばからない、一部の恥ずべき日本人がいる。
＜東北関東大地震とネトウヨ＞
http://takashichan.seesaa.net/article/190789712.html
そのくせ、この恥ずべき人々は、中国のマスコミが、多分に「社交辞令」を含めて書いた記事、例えば「日本人は災害に遭っても、忍耐強く統率が取れている」「暴動・略奪も起こさず冷静な民族だ」などの「日本人礼賛」や「美談」に飛びつく。そして「それ見たことか」とばかりに「引用」して見せる。尤も「略奪」に関しては、日本でもごく初期の段階から行なわれてたことが、アメリカのジャーナリズムによって明らかにされてしまった（笑）。
http://jp.wsj.com/Japan/node_208545
ここのところ、テレビのコマーシャルで、やたらとナショナリズムを煽るようなものが出始めているのを、私は嫌な気分で見ている。「日本は強い国！」「日本の強さは団結力です！」だのと、どうでも良いことを、若いタレントに言わせるあのＣＭである。こんなモノが何故必要なのか？こんなモノに何の意味があるのか？こんなＣＭを流す金があったら「復興支援」に充てればよいではないか。おっと！思い出してしまった！東電の「お詫びＣＭ」「計画停電のお知らせ」！・・・ああ腹が立つ！
http://www.youtube.com/watch?v=xLEQNpWn98M
http://www.youtube.com/watch?v=Z2l-v0zKHY4
東京電力の犯罪に腹の立たない馬鹿どもよ！
お前たちは奴らに舐められているんだぞ！
いい加減に目を覚ませ！
参考ブログ
http://blog.livedoor.jp/u_ono_u/archives/52674964.html
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保安院の責任は回避できません。
要は、東電は官僚の利益集団のフロント企業に過ぎないということです。
まずは、フロントを潰して、本丸を責めるような方法がよいかと思います。
それと、御用学者で哲っちゃんが「助教授」となっていますが、「助教」です。昔の講師ですね。
ま、国立大学の助教の分際でしゃれた格好ができるのはなぜなんでしょうね。安月給なのに、何処におかねがあるんだろう。不思議です。
天下りを受け入れて、その見返りに自らに有利な法律や施策を官僚に作らせてきた企業。これは明らかに後払いの賄賂であり日本以外の国では許されないでしょう。
そして、そのような企業と官僚の結びつきがわかっていたにも拘らず、存在を認めてきた自民党政権。それを是正するという公約すら守れない民主党。
政治家、企業、官僚、それらを周辺から援護するマスコミ、御用学者、こいつら全員に天誅が下されない限り日本は間違いなく破綻するでしょう。
だからといって、今回の地方選挙・・・
どうして多数の人間が自民党に投票？
日本に沢山の原発を作った主犯の党なのに。
とくに石原慎太郎のような人物を、またまたまた知事にした首都の多くの住民たち・・・
恥ずかしくないのだろうか？
石原知事は昨夜のインタビューで
「日本人は生き方を変えろ。自販機とパチンコ屋を無くせば福島原発の発電量と同じくらいの電力を節約できる」と「つつましい生き方」を勧めていた。「東京に原発をつくれ」と言ったり、「お台場にカジノを作る」と言ってた人なんだけど、考えを改めたのかな？
今回の選挙で完全に立証されました。
巨大企業並びに権威的保守政党(自民党)、官僚組織、僭主石原に対して余りにも従順すぎます。
この革命を知らない国民にとって民主政治などもはや愚民政治でしかないようです。
ただ、危機管理の泥縄さ、設計思想での危機感のなさについては呆れています。
危機管理の「いろは」の「い」は現時点で判明していること、起こっている事実を包み隠さず報告することです。不確定な情報については注釈を入れればよく、確定したら確定した情報と差し換えればよいだけの話です。正確な情報がなければ正しい判断はできません。
また、広報の基本は「不利益なことを隠さない」とはるか昔に受けた研修の資料に書いてありました。
隠せば、それだけ人（マスコミ）は知りたがる。その後漏れた場合、組織に致命的なダメージがくることもありうる。そして往々として秘密は漏れる。そしてそのことが現場や意思決定の判断に曇りを与え下手をすると致命的なことになると…
また、設計思想については、最近の役所の庁舎のボイラー室や発動発電機室は完全密閉な地下か２階以上にあることが多いです（特に海沿いの場合）。
なぜかというと、津波や洪水が襲ってきた場合、地上（特に１階部分）についてはあきらめざるを得ない…より安全な２階か完全密封した地下であれば機能が失われないと判断して設計されています。
ましてや巨大施設で冷却を失うのが即事故につながるような施設の場合過去２〜３００年の被害実績に安全率（３割程度）をかけてその災害に耐えれる設計にすべきと考えます。
それが、想定津波波高５ｍ（１００年前に１２m級の津波が来てます）というのは危機感なさすぎとしか言えないと思われます。
今後、全原発に震度７の揺れの後に２０ｍ級の津波に施設は耐えられるか？外部電源と内部電源が共に失われ、その状況が長期間にわたるときにどのように原子炉を安全かつ早急に停止させ、その状況を維持できるのか？というのが試金石になると考えます。
エントリーの表題に「馬鹿どもへ」という言葉を使用したのは、今回が始めてではありません。
＜日本には国会議員が多過ぎると思っている馬鹿どもへ＞
http://takashichan.seesaa.net/article/126929290.html
そして私はこれから、もこの種の表題を「効果的」な場面で「過剰」にならない程度、使い続けるつもりでおります。
不思議なことにこれらの表題に、ネトウヨさんやら、一部の自称「良識派」の皆さんから「苦情」が一件も来ていません。「自分と意見の違う者を『馬鹿』と一括りにするのは、差別だ、決めつけだ。」などの「お馴染みの苦情」がです。何故でしょうか？そんなこと、たかしに言ったところで逆に「論破」されるから敢えて書かない、という心理かも知れません。さて、私は「馬鹿」という言葉を、二通りの意味に用いています。ひとつは「本質的な馬鹿」所謂ネトウヨに対して用いる場合。それと、もう一つが「お人好し」に対する呼び名です。後者に対する場合は、前者とは違い、多分に「期待」を込めて用いているわけです。頼むから目を覚ましてくれ、という「期待」です。こういう「使い分け」がある、ということをご参考までに申し上げておきます。
政府発表を信じることができないから、どれだけ危険度どれだけ安全なのかが分からない。どうしても危険な方を考えて行動してしまいます。
２ちゃんねるや右シィもとい、ミクシィを見ると反原発集会に対し反論するウヨウヨな方々の書き込みがズラリと並んでいます。
「なんだかな〜」としか言いようがありません。
何年か前に聞いた話ですが、今の技術なら巨大な発電所を地方に建設して遠距離を高圧電線で送電するより、家庭や地域単位でガスや太陽光などを利用して小規模な発電設備を設けるほうが効率的に電気を供給できるそうです。
それを行わないのは、やはり利権なのでしょうか？
そういえば、武器や兵器の世界では、性能や価格よりも政治的理由で採用が決まる場合が多いといいます。電力もそうなのでしょうか？
まったくもって嘆かわしい話です。
ありがとうございました。
お馴染みの馬鹿が、大津留公彦さんのブログで「安全神話」の狂信者ぶりを気持ち悪いほどに遺憾なく発揮しているようですので、リンクを張っておきます。
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-382f.html
どのエントリーに張ろうか迷いましたが、事故のせいで既に未曾有の環境汚染や計り知れない経済的打撃、さらにチェルノブイリすら超える大惨事の可能性すら今後ある状態になってさえ、なおも全力で「原発推進」を言っているこの馬鹿は、東電に全く腹が立っていないばかりか完全に擁護の立場にいるわけですので、ここにします。
なおプルトニウムについて少し勉強すれば、この馬鹿の戯言がいかに馬鹿なのか、この馬鹿と同じ「狂信者」でない限りご理解いただけると思います。
>今の技術なら巨大な発電所を地方に建設して遠距離を高圧電線で送電するより、家庭や地域単位でガスや太陽光などを利用して小規模な発電設備を設けるほうが効率的に電気を供給できるそうです。
スマートグリッド(賢い電力網)ですね。政府も労働規制の緩和なんぞに熱を上げずに、こういう所に目を向けられていれば少しは明るい未来を期待できると思うんだけど･･･。
ちなみに電力会社と経済界の一部はこういうの大反対です。儲からないから。
テレビ、ＣＭでは「兵隊さんありがとう」「勝つまでは欲しがりません」が再燃、
医者は、自国民の健康と安全を危惧せず日本の技術力は凄い、原発は続けるべきと叫び、
知識人という人間は、根拠も示さず安全と言い切り、
みんなで食えば何も怖くないという風評を広め、
なんだかんだって、どうしようもないとだまりこんでしまう憂鬱・・・。
カオスはやがてカタストロフィへ向かう・・。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110422-00000003-pseven-pol
ネタ元が週刊ポスト2011年4月29日号ってのがアレですが、ひどい話ですな。
本当に東京電力や政府には腹が立ちまくりです。東電はもちろんですが、原発推進に加担した政府関係各省庁、関係機関、御用学者、マスコミの人達にもしっかりケジメをつけて貰いたいものです。
それにしても、ケジメをつけようとしない人達は危機意識がないのでしょうか？
ある日、原発推進加担者の一人が突然姿を消し、数日後に東京湾に浮いているのが発見される。容疑者は彼らを憎む数万人。犯人も容易には見つからない。
まるで西村京太郎の推理小説みたいですが、そんな事が今後十分に起こりえます。本当に死に物狂いでケジメをつけないと消されるとは考えてないのでしょうね。