昔から、物事を「悪いほう悪いほう」へ考える癖がある。この性格は今さらどうしようもない。悪い方へ考えていると、それが現実となったときに「ダメージが少ない」という意識が働くのだ。それが私という「ニヒリスト」を創りだした「意識構造」なのである。他の方々はどうなのだろう?おそらく多くの方はもっと人生を「楽観的」に見ているはずだ。これは例えば共産主義者としては「最大の欠点」である。共産主義者の資質の第一は「楽天主義」とされているからである。 私のエントリーを読んでもらえば分かると思うが、私の「不吉な予言」は、ことごとく当たり続けてきている。民主党と自民党の「大連立」は、ここへ来て「原発」のお陰で「具体化」しそうな気配である。おそらく明日にも実現するに違いない。悪いことは続くものだ。原発の放射能は、日本の政界も次々と汚染し始めている。
原発事故について「ネトウヨ」たちは、何かにつけてこんなことをウェブ上で言ってきたものだ。
「北朝鮮や中国の原発が事故を起こしたら、日本にまで放射能が飛んでくる。あんな遅れた国は、原発なんか持つべきでない。」
さて、いま我々はこれと同じことを北朝鮮や中国から言われたとして、何の反論も出来ないだろう。海洋に大量の汚染水を垂れ流してしまった今となっては、尚更だ。海洋汚染の恐ろしさは、大気汚染とは次元が違うのだ。魚の汚染は、いともたやすく国境を超えてしまう。魚が汚染されることの恐怖について、以前私はエントリーに次のように書いた。
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魚というものは、牛や羊のように、一箇所に固まって牧草を食べ続けるわけではない。地球上のすべての魚が、そのような呑気な性格であったなら、どんなによかっただろう(笑)。現実はどうか?福島県沖で大量の放射性物質を摂取した回遊魚が、北海道の漁場にも行くし、西日本の漁場にも行く、場合によっては日本海にまでも行くわけだ。福島県沖で摂取された放射性物質は、食物連鎖により次々と濃縮され、その濃縮された放射性物質が最終的に、我々人間によって摂取される。このことは原発事故が、関西・九州方面の人々にとっても「対岸の火事」ではないことを意味する。
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