2010年08月02日

日本共産党の「党名変更」について

共産党の「党名変更」については、私は7:3で反対の気持ちが強い。

確かに党名を変更した場合、一時的に「票」を稼げる可能性はある。何よりも「話題性」で「浮動票」を稼ぐだろう。志位さんのワイドショー出演回数や、新聞での報道も一時的に増えるだろうから、ちょっとしたブームも期待できるかも知れない。その手で「衆愚」を利用するというのなら効果は見込めそうである。しかし、それがいつまでも続く、という保証はない。第一長い目で見て共産党のためになるのだろうか?スケープゴートの票が「みんなの党」に流れたような「衆愚」の存在に、共産党までもが依存して、本当に良いのだろうか?

そもそも「共産党」という党名の「イメージ」が何となく悪い、という「情緒的な」理由が「党名変更論者」の主張する主なものである。そしてそれは、戦争中の特高警察や、あれやこれやの「社会主義国」が過去に行なった過ちを、ことさら引き合いに出しては日本共産党をイメージ的に貶める、という「確信犯的」策謀がもたらしたものであることは論を待たない。であるならばだ。たとえ党名を変更したところで何が変わるのだろう?根本的解決が期待できるのだろうか?

仮に党名を変更したところで「反共勢力」は次のようなことを言い出すのは眼に見えている。

「党名を変更しても所詮共産主義は共産主義だ」
「共産党という名前が後ろめたいから党名を変更したんだろ」
「党名変更で爪を隠しているが狙っているのは暴力革命だ」
「体質そのもはちっとも変わっていない」
エトセトラエトセトラ・・・

どっちへ転んでも言われることは眼に見えている(笑)。だったら今のままの党名で「誤解」を払拭する方がいいのではないか?それが私が7:3で党名変更に反対な理由だ。但し「これは!」というような党名があったら考えても良いとは思っている。
posted by takashi at 12:43 | Comment(14) | TrackBack(0) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も共産党は党名を変える必要はないと思います。
党名を変えてもマスコミはスポンサー(大企業)や広告代理店の圧力に屈してネガキャンを今まで通りするのは変わりないでしょうし、
得票数や民意を反映しない小選挙区制度のままでは議席増加は厳しいでしょう。
(これは国民新党や社民党にもいえますが)

それと、無党派は私が見てきた限りでは反共で一致していますので、無党派を引き込むのは難しいと思われます。
こいつらはある意味自民党やみんなの党以上に小泉的なものを受け継いでますので。

無党派でも共産党に理解があると共産党支持者とみなされて攻撃されてしまうようです。
Posted by コンポコ at 2010年08月02日 19:51
変えないと思いますよ。
日本最古(1929年からあります)。
翼賛に走った他党と違い、帝国政府の弾圧・抑圧を身を以って体験した党です。当時があるから今があると言っていい。
社民は自社さ時代に転んだのが原因で支持を失いました。
Posted by AS at 2010年08月03日 13:30
はじめまして。たまに拝見させてもらってます。

このブログ、私の嗜好と結構近いようにも思うのですが、たまに「ん?」と思う部分があります。この「ん?」は、少なからぬ共産党関係者に私が覚える違和感でもあります。

> そしてそれは・・・「確信犯的」策謀がもたらしたものであることは論を待たない。

う〜ん、応援団を前にして言いづらいのですが、「確信犯的策謀を弄してでも貶めてやれ」と反対派に思わせるだけの存在感は、今の日本共産党にないでしょう。30〜40年前ならともかくね。
民主党も自民党も、メディアも経済界も、そしてネット右翼の面々も、攻撃の矛先は「共産党や共産主義」以外に向いてます。

別の方(コンポコさん、引用失礼します)のレスにあるように、「マスコミはスポンサー(大企業)や広告代理店の圧力に屈してネガキャン」を繰り広げるのか?それだけの脅威を共産党が政権党や世の中の「偉い人々」に与えられれば立派なものですが、残念ながら(たぶん)そうじゃありませんよね。

無党派と呼ばれる人々も「反共」じゃなく、単に「最初から共産党が選択肢に入ってない」だけ。ある意味、中傷キャンペーンを張られるより辛い状態かもしれません。

志位君にせよ地方幹部にせよ選挙を仕切ってる連中なら、十分そのことを認識してると思います。一般党員にどう説明してるかは知りませんが。むしろ幹部連中が「ブルジョア・マスコミや経済界の反共キャンペーンのせいで・・・」と本気で信じてたとしたら、それこそ救いようがない。

私には党勢が伸びない理由を分析する義理も能力もありませんが・・・
> 今のままの党名で「誤解」を払拭する方がいい
・・・その「誤解」を何十年も払拭できないのはなぜか?それを考えることが糸口になりそうな気がします。

もっとも、そこで「だ〜か〜ら〜、反共の策謀が・・・」と言い出したら、思考停止というか無限ループに陥ってしまいますが。
Posted by picoreta at 2010年08月04日 00:12
【たかし】

picoretaさん、よくいらっしゃいました。

>このブログ、私の嗜好と結構近いようにも思うのですが、

もしよろしければ、どのへんがpicoretaさんの「嗜好に近い」のか、もっと具体的にお聞かせ願えるとありがたいのですが。例えば過去のどのエントリー(コメントでも構いません)が面白かったとか・・・。

>民主党も自民党も、メディアも経済界も、そしてネット右翼の面々も、攻撃の矛先は「共産党や共産主義」以外に向いてます。

その理由がおわかりですか?攻撃の矛先は「共産党や共産主義」以外のほうが「効果的」だからですよ。「赤報隊」が「赤旗」編集局ではなく「朝日新聞」を襲ったようにね(ちょっと例えがよろしくないですが)。「牽制」とはそのように行なわれるものです。

>「マスコミはスポンサー(大企業)や広告代理店の圧力に屈してネガキャン」を繰り広げるのか?それだけの脅威を共産党が政権党や世の中の「偉い人々」に与えられれば立派なものですが、残念ながら(たぶん)そうじゃありませんよね。

何故「残念ながら(たぶん)そうじゃ」ない、とお思いになりますか?「累進課税の強化」「大企業・大資産家の応能負担」など、大金持ちが「恐れる」政策を、最も先鋭に主張している党なのに、どうして「脅威」じゃないと思われますか?「脅威」でなければ「比例定数削減」などで議席を増やさないように「画策」するのは何故でしょうか?

>無党派と呼ばれる人々も「反共」じゃなく、単に「最初から共産党が選択肢に入ってない」だけ。

これは残念ながらある程度当たっていますね。それは、過去に支配層の「目論見」が、ほぼ達成されているからだと思います。ここでまた妙な例えを持ち出しますが、ブログのネトウヨコメントでもそうなのですが、彼らが一番嫌がるのは「無視」なんですね。つまり、たかしに「噛み付い」たが、たかしは何も反論してこない、完全に「スルー」された。奴らが一番ダメージを受けるのはこれなのですよ。
Posted by たかし at 2010年08月04日 08:16
picoreta様

私ごときのコメントを引用していただきどうもありがとうございます。

共産党は今年で88周年になりますし、党員は日本全国で40万人はいます。
結構な勢力なのは確実でしょう。

それと、マスコミを牛耳っている広告代理店の電通にしてみれば、自分の最大の顧客である大企業の横暴を批判してる共産党は天敵みたいなものです。
電通にしてみれば共産党は潰したい相手なのは間違いないでしょう。
共産党に対する無視やネガキャンは電通の意向があると思っていいでしょう。
Posted by コンポコ at 2010年08月04日 19:52
確かに、今まで眺めてただけの人から反応があると嬉しいものですね。

ブログの趣旨通り、私の興味もネット右翼観察。匿名掲示板と違って、ここは流れ着いた酷使様をブログ主さんがっちり受け止めて最後まで相手しますから、彼らの生態を知る上で興味深い事例を見ることができます。
初めて来て「ネトウヨ・バカウヨの醜態」を通して読んだ時は、「へぇ、ネット限定の『無敵君』をここまで打ち負かす奴がいるんだ」と感心しました。もっとも最近は警戒されてるのか、強烈なキャラの持ち主が寄りつかなくなったように思えますが。

なので共産党に関する話は本来、このブログでの私の興味から外れた所に位置します。

・・・で本題。

政財界の幹部連中は共産党や共産主義の伸長を恐れてるか?冷戦期ならともかく、今は違うだろ・・・というのが私の考えです。

というのも、彼らは「共産党が伸ばしたところでタカが知れてるし、国政で与党になる可能性もない」と思い込んでるフシがある。そんなのに備えるくらいなら、現実に自分たちの地位や商売を脅かしかねない奴らの相手をするのが先決・・・と考えてるんじゃないでしょうか。
ちょうど「市場原理主義勢力」と「守旧派保守勢力」が互いを目の敵にするようにね。

> 大金持ちが「恐れる」政策を、最も先鋭に主張している党なのに、どうして・・・

私なりに考えれば、どれだけ「恐ろしい政策」を「先鋭に」主張しても、それを実現する力がないと思われているからでは?@金持ち優遇の是正を公約→A有権者の支持を得て選挙で躍進→B公約を実現し金持ちが酷い目に・・・という流れがあるとすれば、Aの部分が決定的に欠けてると見くびられてるわけです。

「大企業や富裕層は共産主義を恐れてる」
「保守同士のなれ合いの喧嘩は、真の敵である共産主義から目をそらすため」
「比例定数削減は共産党の封じ込めが狙い」
「メディアも共産党の議席が伸びないよう世論誘導してる」etc.etc.
ブログ主さんがどこまでそう考えてるかは分かりませんが、支持者のそんな主張を聞くたび「ちと買いかぶりすぎでは」と思ったりします。

メディアが反共キャンペーンを張ってるか?各地の教育委員会が反共教育を進めてるか?・・・といえば、別にそうでもないですよね。それとも読者・視聴者や児童・生徒が気付かぬ間に洗脳されているのか。私にはそうとも思えませんが。
Posted by picoreta at 2010年08月05日 00:15
picoretaさん、ありがとうございました。
これからも率直な意見をお聞かせください。
Posted by たかし at 2010年08月05日 12:03
 党名を変更する前に、選挙で負け続ける共産党の
TOPを変更するのが先決でしょう。

 そこで、極々一部で田村智子委員長という腹案が
取りざたされてますが、管理人さまはこの党幹部
人事案についてどう考察されるのか、とても関心が
あります。
Posted by 智子いいんちょー萌え at 2010年09月15日 21:26
こんばんは。

日本共産党というのは、彼らが自覚的なのか否かに関わらず、戦前から保守政権、自民党政権の別働隊となってきた側面がありました。

逆説的ですが、悪法治安維持法の存在理由のために共産党は活動してきたし、戦後は破防法と公安調査庁なる怪しい組織を「支えてきた」。

治安維持法にせよ、破防法にせよ、共産党が退潮すると新たな敵を見つけ出した。戦前は、軍部、政府批判者、1990年代以降はオウム真理教などですね。

選挙では共産党が候補を立て続けたため、反自民票が割れて、政権交代がなかなか実現しなかった。とはよく言われますね。
共産党にしてみれば、共産党が主体でない政権交代など意味がないのかもしれません。

また、本当に、共産党指導部が意図的に保守政権・自民党政権の別働隊として機能していたのなら、本気で党活動をして、特高に拷問されたり、殺されたり、戦後でも当局に生活を脅かされていた末端の党員は可哀想ですね。

不思議なことに、戦前でも、捕まった共産党幹部は殺されたりはしていないのです。転向したり、後に極右になった者さえいる。


共産党にせよ、末端は苦しいけどトップに行くにつれ安泰、という構図は大企業と変わらない。


それでも、新自由主義をきちんと批判してきた政党は共産党しかない、それでさえ、共産党が批判しているくらいだから、新自由主義はいいことなんだろう、と思わせてきた効果はあったかもしれない。


共産党が本当に国民のために活動したいのなら、党名変更とかよりも、(天下を狙ってるなんて攻撃を無効にするため)すくなくとも中央政界からは撤退して、新聞などのジャーナリズム活動によって、有効的な批判勢力となるのがいいんじゃないかな、というのが私の考えです。
Posted by 男一匹あらため雄野郎 at 2010年09月15日 23:38
>選挙では共産党が候補を立て続けたため、反自民票が割れて、政権交代がなかなか実現しなかった。とはよく言われますね。

お約束の陰謀論ですか。
地方の知事選や市長選での自民、民主の相乗り候補は問題ないのですね。そして地方議会での自民、民主が与党議員であることも問題ないのですね。
むしろ地方での自民、民主の馴れ合いが政権交代実現を邪魔したんじゃないのか。どちらも政策的には変わりがないのだから。
Posted by あるふぁ at 2010年09月17日 17:21
はじめまして。茨城県議選真っ最中です。

日本共産党を攻撃する人たち、哀れですね。
それしか楽しみがないのでしょうか。

内部問題を持ち出して、中傷する。
特定個人に口汚い攻撃をする。
気に入らないと排除する。

もうキンピーサイトに書き込むのは、やめます。
Posted by のんちゃん at 2010年11月13日 12:45
管理人のたかし氏に うー氏&sumida氏&あるふぁ氏
は、年収の4分の1ほどを共産党に献金する覚悟は
おありなのか?

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1281165267/-2
Posted by う〜☆まんだむ at 2010年11月17日 00:02
>>う〜☆まんだむ

ワケワカメ
一発屋が必死だな(藁
Posted by うー at 2010年11月17日 06:21
>>う〜☆まんだむクン

う〜☆まんだむクンは血液の4分の1ほどを日本赤十字に献血する覚悟は
おありなのか?
Posted by あるふぁ at 2010年11月17日 17:09
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