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志位委員長が鳩山首相に提起
町工場の機械リース代支援 首相「検討したい」(2010年2月18日(木)「しんぶん赤旗」)
志位氏は会談で、旧来の自公政権が「構造改革」の名ですすめてきた「強い企業をもっと強くすれば、経済が成長し、暮らしもよくなる」という路線が立ち行かなくなったもとで、どんな転換が必要なのかを提起したいと語り、「いまの政府の予算案では、『政治を変えてほしい』と国民が願っている肝心要の点で問題点がある」と指摘しました。
このなかで、志位氏が「大企業の過度な内部留保を国民の暮らしに還元させる政策が必要だ」と求めたのに対し、首相は、「大企業の内部留保を還元させる具体的な方法を検討してみたい」と発言。志位氏が「雇用のルールや中小企業の公正な取引のルールをつくることが大事だ」と指摘したのに対し、首相は「大企業の内部留保に適正な課税を行うことも検討してみたい」とのべました。
また、志位氏は中小企業の問題で、首相が8日の志位氏の質問に対して「町工場は日本の宝――この灯を消してはならない」と語っていたことにふれ、「町工場の機械のリース代や家賃などへの直接の固定費補助に踏み切ってほしい」と要求。首相は「機械のリース代については、融資と同じ扱いにして、利子分だけですむようしていく扱いも検討してみたい」と表明しました。
課税の問題では、志位氏が、所得税の最高税率引き上げと証券優遇税制の見直しはすぐにでもできるはずだと提起。「格差拡大に追い打ちをかける税制にするのか。格差を是正する税制にするのかが問われている」と富裕層優遇税制の見直しを迫ると、首相は「これは民主党の中でも、税調で検討できるのではないか、検討課題にする」と発言しました。
志位氏は会談後の会見で、「私たちは今の政権とは根本的に立場を異にしており、政策の抜本的転換を求めていくが、同時に国民の経済的困難が深刻なもとで一歩でも二歩でも前向きに政治を動かす働きをしたい」と語りました。
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連日、個人の金銭問題を国会で追及されている鳩山氏にとって、共産党委員長との会談はある意味「心が休まる」のかも知れない。以前にも何度か鳩山氏は志位氏と会談を行ない「弱音」ともとれる相談事をしている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091214/plc0912141328007-n1.htm
この他にも普天間問題で「良い知恵があれば共産党からも示してほしい」などと志位氏に助言を求めたりもしている。そりゃあそうだろう、党内では孤立し、連立政党からは突き上げを食い、挙句の果ては実の弟にも裏切られるわ、自民党の有象無象からは国会質問で連日「子分に配るカネを母親にせびっている」「ヤクザ同然」「平成の脱税王」「もう首相をやっている資格はない」などと口汚く罵られ通しでは、さすがに参ってしまうだろう。そんな中で唯一マトモな政策論議を仕掛けてくる共産党の委員長にある種の「精神的な拠り所」を求めたとしても責めることは出来ない。
鳩山さん、たいへんですなぁ。
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共産党は何がやりたいのか
民主党以上に迷走してるように感ずる
農家とか中小企業を讃えるor被害者であるとする風潮は大マスコミを筆頭にさかんに宣伝されているが、共産党のアンテナもそれを受信してしまったか?はたまた何でも反対を言ってるうちに立ち位置を見失ったのか。
・中小企業経営者は裕福である。
・資本家(経営者)である以上、儲からない仕事をやめるのは当然であり、私的な経営に税金をバラ撒くのはおかしい。
・中小企業労働者の労働環境や給与こそ、法律で守るべきである。
・経営者は儲けるのは自分の実力、破産するのは自分の失態のせい。プロレタリアと同じ基準で可哀想というのはおかしい。
・雇用維持のためだけにゾンビ企業を保護するのは無益。むしろ社会の不良債権たる不良企業を潰したほうが健全である。労働者の保護は失業保険の拡充・就職訓練・スキルアップ・斡旋などで行うべき。不良企業に縛り続けることで雇用を維持するのは結局労働者のためにならない。
共産党の演説から「労働者の〜」という言い回しをあまり聞かなくなった。労働運動者としては見捨てられたような寂しさを感じる。特権階級農家や中小資本家の味方をする特権政党になってしまったのか?
いまいちど「労働者よ団結せよ!」の掛け声を聞きたい
中小企業は企業全体の99%以上、雇用の70%以上、ほぼすべての企業が地元地域に密着している、日本の本質的な経済基盤であり多くの労働者の雇用・生活の拠り所です。
だから中小企業を大事にして育成し、日本経済全体をしっかりさせよう、というのが共産党の基本的な考え方でしょう。
という、産業構造全体を考える話を、「・中小企業経営者は裕福である。」という十把一絡げ的な決めつけに始まる、個人的な恨み節のようなものにすり替えて考えているようでは、後ろ向きで破滅的な発想しか出てきませんよ。
「不勉強」の書き込みでした。
掲示板とかではなくてメールベースで内部留保発言について論争をしているところです。
小生は大企業の管理職でもありまして、お金の流れについても若干係わることがありました。
その経験から、内部留保に課税することは余程慎重にしなくては意味がないと思います。
・退職積立金や投資された機械設備類にまで課税するのは駄目でしょう。
・現金保有にかけるとすれば、別の投機に逃散するだけ。
多分、内部留保に直接的に課税することは、二重課税の問題も含め(ガソリンは二重課税ですが)、余り上手く行くとも思えず、別の課税方法を考えたほうがいいでしょうね。
それから、小生が思う一番良い吐き出させ方は、最低賃金の大幅アップですね。それで壊れる中小企業がいくつか出てきても、残酷にも仕方がないと言い切れる覚悟がいるでしょう。
日本の資本主義のルールが大企業に有利ということは方々で言われているようなので、それを変更することも大事ですね。
では。
私はTAMO2さんに賛成なわけではありませんが、私の中では大企業の内部留保課税は順位からいうとそう高くないですね。まず何よりも個人所得税における最高税率の引き上げ、課税最低限の引き上げが必要だと思います。つまり累進課税の強化という意味ですね。早い話が所得税制を20数年前のシャウプ税制に戻すということです。それと世界一優遇されている証券課税をヨーロッパ並の、総合課税数十パーセント程度にすること。更に大企業の優遇税制度をなくし、法人税率を40%に戻す。そして中小企業の法人税を10%前後下げるのがいいと思います。それと相続税などの資産税の強化ですね。ここまでやって最後に消費税を20%に上げるのならば何の問題もないでしょう。
参考スレッド
<「所得再配分」について>
http://takashichan.seesaa.net/article/109576584.html
<ほくそ笑む日本の金持ち達>
http://takashichan.seesaa.net/article/124826543.html
<日本に福祉社会が実現しない理由>
http://takashichan.seesaa.net/article/125132997.html
<自民党が得意な「つまみ食い」>
http://takashichan.seesaa.net/article/109783337.html
<スウェーデンの消費税と日本の消費税の違い>
http://takashichan.seesaa.net/article/131111412.html
<スウェーデンの可処分所得と日本の可処分所得の違い>
http://takashichan.seesaa.net/article/131992834.html
<たかしの予言>
http://takashichan.seesaa.net/article/128917647.html
検証<たかしの予言>
http://takashichan.seesaa.net/article/136116327.html
相続税については、今でもゲタは結構高いと思います。とはいえ、祖先が都心近くにいるので、大した大きさの土地でなくてもアホほど税金がかかり、泣く泣く土地を離れるような悲劇だけは避けて欲しいと思いますが。歴史ある家が一杯潰れました。何なんだかなあ。
http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-359.html#comment3200
賃労働vs資本 を、資本論第一巻の闘いとするならば、リンク先は資本(貨幣)循環を巡る資本論第二・三巻の闘いと言えましょう。
http://www.com21.jp/journal/011/011_012.html
資本家さえも搾取される、場合によっては労働者以上に搾取される恐ろしい世界が資本主義です。
共産党の制約を乗り越え、革命的労使協調路線を打ちたてた関西生コンに注目します。