今朝(2月7日)のサンデープロジェクトがだんぜん面白かった。特に郷原信郎氏の発言が気に入った、彼はこう言ったのだ。自身の不起訴決定後に行なった記者会見での小沢氏の「不起訴は公平公正な検察当局の捜査の結果として受け止めている。」という発言は、問題である、一度は「到底容認できない。断固として信念を通し闘っていく決意だ」などと言っておきながら、自分ひとりが不起訴になった途端に前言撤回するというのでは、検察と裏で「取引」したと勘ぐられても仕方がないだろう、というものであった。その直後、例によって田原総一朗が「郷原さんは小沢さんの味方だと思っていたが違うの?」などと、クダラナイ茶々を入れていたのは言うまでもない。郷原氏は過去に小沢の金権体質を「容認」しているとか、小沢の「シンパだ」などとは言ったことはないはずだ。彼はあくまで今回の小沢問題における検察とマスコミの異常とも言える「暴走」に対して警鐘を鳴らしているだけである。田原の「下司」ぶりは、来月末に番組を降りるまで続くのであろう。もう少しの辛抱である。
その点ロッキード・リクルートなどで「活躍」したとされる宗像紀夫氏という人物はサンプロで、毎回訳の分からない「検察擁護」ばかりを行なって失笑を買っている。例えばこういったことが検察のリーク以外で果たしてマスコミに漏れるものだろうか?http://mainichi.jp/select/today/news/20100123k0000e040032000c.html?link_id=RAH04
さて郷原氏の指摘だが、折しも今国会において「取調べ可視化法案」の提出に、民主党が二の足を踏み始めたらしい。野党時代に参議院で二度、民主党はこの法案を提出しておきながら、まさかの「軌道修正」である。法案の不提出と小沢の「不起訴」が裏で「取引」されたと疑われても傍目にはおかしくない。まさにこう言ったことが「小沢民主党」の危うさなのだ。自民党と「大連立」しようとしてみたり、検察と「取引」しようとする者が、いずれは悪魔とも「契約」しないとは言い切れないのである。
とは言え郷原氏が検察の「不当性」やマスコミリークについて、元特捜検事の立場でありながら色々な場所で批判している姿には頭が下がる。サンプロにおいては、大谷昭宏氏などが同様の主張をしている。郷原氏の、小沢氏による陸山会への「貸付金」は、銀行からの融資を待つ間の「繋ぎ融資」であって、事実上銀行からの借入と「相殺」すれば「虚偽記載」とまでは言えない、という主張は説得力もあるし、そのような事情と理解するならば、検察の過去の事例に照らせば単なる「記載ミス」として処理されて何らおかしくないと言えるのだ。1月10日放送のサンプロにおいて、郷原氏がそのことを述べた時の岸井成格・星浩両コメンテーターの「醜態」は、多くのブロガーたちにコケにされているので皆さん良くご存知と思う。
郷原氏の主張について詳しくは以下のサイトを参照願いたい。このような主張を読むにつけ、彼は総務省顧問としての役割は充分に果たしていると言える。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100201/212548/
マスコミに登場するコメンテーターは大きく言って次の三つに分けることが出来る。
1.悪いのは検察であるから小沢氏を支持する、小沢氏はあくまで民主党にとどまって頑張ってほしい。
2.検察は公正で間違っておらず、悪いのは小沢氏の方であるから即刻辞任すべきである。
3.検察の捜査は「不当」である。しかし小沢氏には政治的道義的責任があり民主党にとってもマイナスである。
毎日の岸井成格氏や、朝日の星浩氏などは一貫して2の主張をしている。元読売の大谷昭宏氏は、3を主張する貴重な存在だ。一般に読売新聞は政治的には右翼新聞と思われているが、こと社会部に限ってはマトモな人間がいるのが面白い。特に大阪本社社会部には名記者が多く良い仕事をしているが、大谷氏もその一人だ。この辺のことについてはまた機会があったら書こうと思っている。
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小沢問題に関して
たかしさんの言うことはあっていると思います
小沢さんが悪いことをしたのは事実。
検察としても捜査についていくらかの改善の余地はあるでしょう
しかし、たかしさんがそうやって右派と左派にばっさりとわけてしまうのはいささかはしたないと思います
右翼は馬鹿で、左翼が頭いいなんていう勝手な物差しで測られた人々は相当嫌がるでしょうね
結局のところ、右翼の人たちをいたぶって楽しんでいるにしか見えない
もうちょっと右翼の人たちにはキチッとしてほしいというたかしさんならではの日本に対する愛情表現ですか?
>しかし、たかしさんがそうやって右派と左派にばっさりとわけてしまうのはいささかはしたないと思います
ハァ?「右派と左派にばっさり」?どこが?
たかし氏が区別してんのは「バカウヨ」と「それ以外」。
捏造とは片腹痛い(藁
>右翼は馬鹿で、左翼が頭いいなんていう勝手な物差しで測られた人々は相当嫌がるでしょうね
たかし氏がそんな物差しで測ってるっつーこと自体勝手な妄想なわけだが(藁
>3.検察の捜査は「不当」である。しかし小沢氏には政治的道義的責任があり民主党にとってもマイナスである。
>>平和主義者
>小沢さんが悪いことをしたのは事実。
証拠が無いのに決め付けるのは邪道ですよ。
岸井成格さんはマスコミは想像で記事を書いているだけと自ら自白しました。
共産党支持者は数で圧倒するファシズムを擁護するつもりですか?
ミハイル・ローム「ごく普通のファシズム」(1965)の世界?? あれ、「ソ連共産党独裁」への皮肉なんだけど…。
小沢ファンとして少し弁護します。
1.>・・・自分一人が不起訴になった途端前言撤回すると言うのは、検察と裏で「取引」したと勘繰られても仕方がないだろう、というもであった。
小沢氏の発言は不起訴になる前から軌道修正していると感じます。本音は西松事件や今回の陸山会事件の検察の姿勢には大きな怒りを持ってると感じますが、「全面対決」をアピールするよりも、行政の一機関である特捜を「公平・公正」な捜査をしているとアピールした方が、鳩山政権にとっても得策と考え、またこれ以上の特捜の暴走を阻止できると考えた政治判断だと考えます。
また石川氏は、辞職も離党もしないという考えを表明していますが、小沢氏の容認もあっての事だと思います。小沢氏の発言は、自分の事だけを考えての発言ではないと考えます。
2.>・・・まさにこう言った事が「小沢民主党」の危うさなのだ。自民党と「大連立」しようとしてみたり、検察と「取引」しようとする者が、いづれは悪魔とも「契約」しないとは言い切れないのである。
「大連立」は民主党内の反発で実現していません。小沢氏は責任を取り、代表辞任を表明しています。(復帰したのは民主党内で慰留の意見が多かったからです。)全てが全て小沢氏の意向通りに民主党内があるかのような「小沢民主党」との表現は適切でないと感じます。
小沢氏が検察と「取引」という表現もたかしさんの推測です。輿石幹事長職務代行は党内での「可視化法案」提出には積極的です。個人的には無能な千葉法務大臣が検察官僚に取り込まれているという認識です。ただ「全面可視化」すればいいだけの話では無く、「自白主義」から「物証主義」への歴史的な大転換なのですから、アメリカのように「司法取引」や「おとり捜査」をどこまで認めるのか、他の先進国の状況はどうなのか、という議論も必要と個人的には考えます。
3.>3.検察の捜査は「不当」である。しかし小沢氏には政治的道義的責任があり民主党にとってもマイナスである。
>再三申し上げるが私は3の立場である。
たかしさんの立場は否定しませんし、民主党支持者でも同じ立場をとる人は一定数いると感じています。私は1の立場をとっていますが、よろしければたかしさんの考える「具体的な」政治的道義的責任について教えて下さい。
私の考える所、次のようなものがあると思っています。
1.小沢氏の秘書3人が逮捕・起訴された道義的責任。
2.「政治と金」の問題で民主党も自民党と同じ金権体質と、国民に不信をもたらした政治的責任。
1、2でしたら納得して頂けるかどうかは別にして弁護できます。
個人的には、小沢氏はマスコミ報道によって「金権政治家」というイメージが多くの国民に植え付けられていると思っています。ある意味、日本共産党も否定的なある種のイメージを、同じように先入観として多くの国民が持っているのではないかと感じています。
道義的責任
道義的責任は、法的に強制されることのない責任です。強制されない責任という言葉自体、論理矛盾ではないかと思う人もいるでしょうが、道義的責任という言葉はよく使われます
下記から抜粋
http://www.shinenet.ne.jp/~kikuchi/mame/mame2.html
極めてあいまいなものだなあ
FK君はぶさよでぃっくより国語力はかなり上なので管理人さんは注意を。 この部分から管理人さんを貶めていこうとしているのが見え見えですなあ。
こちらも横から失礼。
ただ、FKクンの発言の一部分に関して、私は「御礼」(?)でもしなければならないのだろうか(苦笑)。
“Silence is golden”
「左翼は頭もいいから、リモート爆弾、それもリモートで時限装置が作動するモノとかが作れる。一方、右翼はほとんどがバカ。法律もロクに知らないし。学歴もなくて見た目が怖そうな奴がただ騒いでイキがっているだけ。『有形力を行使されるかもしれない』という漠然とした恐怖感を一般人に与えるから怖がられるが、影ではバカにされるだけ。もっと頭のいい人間を多く抱えなければならない」
非常に笑える言い得て妙な話ですが、この国難を大政翼賛的にまとめられるのは結局愛国心に勝る右の人達ではないのでしょうか?左の人は国より個人で結局愛国心は皆無の様な気がしますがね。でもネット右翼なんてのは実行で勝負できないのですからリアル右翼からすればマスターベーションの範疇ですから一緒にするなと言われそうですね。
という事ですね。
新参者ゆえに、ようやくこのブログの趣旨がよくわかりました。
cbさんへ
前から小沢さんは何か裏でやっているという話はよくありましたが・・・
すずめさんへ
全共闘世代ではなく今の時代の話であっていますか?
推測にしか過ぎませんが
左翼に頭のいい方が多いのでしたら、頭のいい人しか残らなかったか、それとも頭のいい人がたどり着きやすい答えなのかもしれません
うーさんへ
私のコメントに反応していただけるのはうれしい限りですが、いささか言葉遣いが悪い方ですね
小沢問題に関して、予算が上がったときに決着がつくかもしれないという意見の方もいるようです
結局妄想だったわけだ(藁
郷原氏と言えば、朝ずばっ・不二家捏造報道事件の時に大活躍されたヤメ検ですな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファシズム
平和主義者さん
憶測とか陰謀論は何とでも話を広げられるから楽でいいですよね。
足利事件はまさにみんなが求めた犯人をでっち上げた事件でした。
そこに冤罪作りの本質が見えるのです。
http://eisaku-sato.jp/blg/2010/02/000033.html
http://eisaku-sato.jp/blg/2010/02/000034.html
様々な憶測が多い、それは事実です。
今後の動向を待つしかないというのが最適解かもしれません
うーさんへ
よい突っ込みをどうもありがとうございます
週刊現代さんの記事で小沢さんの問題が初めて大きく明るみに出たとは認識しております
うーさんはどのような意見をもっているのですか
もしよかったら教えてください
私としては古い自民党の流れを汲む小沢さんのような人が民主党にいると、民主党にとってはマイナスになってしまう気がします
よどんだ自民党の流れは絶たなければいけないと思います
他にも媚米な岡田氏や、プチコネズミの前原等、危険分子もいますので、この際疑惑のあった小沢氏を除名して取り除ける害悪を取り除くべきだと思います。
>小沢氏の発言は不起訴になる前から軌道修正していると感じます。本音は西松事件や今回の陸山会事件の検察の姿勢には大きな怒りを持ってると感じますが、「全面対決」をアピールするよりも、行政の一機関である特捜を「公平・公正」な捜査をしているとアピールした方が、鳩山政権にとっても得策と考え、またこれ以上の特捜の暴走を阻止できると考えた政治判断だと考えます
これもやはり推測でしょう。 本当のことは小沢氏本人に聞かないとわからない
弁護士でもない人が弁護するっておかしな話だなあ。弁護するなら弁護士の資格とってこい
確かに左派的な人は愛国心なんてほとんどないでしょうね。 今年の参院選は自民党に票を入れて日本を潰そうかなと思っているし。 笑
1.>これもやはり推測でしょう。本当のことは小沢氏本人に聞かないとわからない。
小沢氏は1月23日の事情聴取後の緊急記者会見で、フリージャーナリストの岩上氏の質問に対する答えの中で、検察に対して「公平・公正」という表現を使っています。
また、1月25日の定例記者会見でも、日本インターネット新聞の記者の質問に対する答えの中でも、同様に検察に対して「公平・公正」という発言をしています。
どちらも不起訴になる前の発言であり、「推測」では無く「事実」です。
http://www.videonews.com
2.>弁護士でもない人が弁護するっておかしな話だなあ。弁護するなら弁護士の資格とってこい
まるで『ネトウヨ』ですね。愚問です。答える必要も無いと感じます。
この種の愚かな質問には、今後一切答えません。あしからず。
さすが、ぶさよでいっくより国語力は少し上だなあ
では、私たち常連もFK氏に対して徹底した無視を行いましょう。無視 の意味くらい知っているよね?FKさん。虫 じゃないよ 無視 だよ 笑
それでもFK氏が書き込んできたなら、ぶさよでいっく同様日本語が理解できないかわいそうな方なのでしょう。
管理人さんが見たサンデープロジェクトがユーチューブにアップされてるよ。
詳しくはカナダで日本語のミニーさんのところへ
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2025.html#more2025
>では、私たち常連もFK氏に対して徹底した無視を行いましょう。
→無視の強要とか小学生のイジメか?
自分のやってることが恥ずかしくないか疑問だ。
少なくとも私は「Aくんを無視しようぜ」とか言ったことない。
(「無視され第1号のボヤキ」より引用)
1月23日の小沢氏の会見は次のような発言ですね。「公平公正に捜査をしていただく以上、それに対する協力は今後もしてまいりたい、そのように思っております。」FKさんが仰るように、不起訴決定前に検察に対して「歩み寄り」「軌道修正」発言をしています。
一方、25日定例記者会見での発言は「今、検察とメディアがあたかも歩調をそろえたかのように、推定無罪の原則を破ったかのような報道が続いている。これは取り調べの可視化とか、検事総長の民間人からの登用、メディア対応として記者クラブ開放などと関係しているのではないか?」という記者のツッコミに対して「私はそのことによって、捜査が公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません。」と答えています。
そういう意味では郷原氏が指摘している「自分ひとりが不起訴になった途端に前言撤回した」というのは事実誤認ですね。しかし、もう少し深読みするとすれば、逆に25日の段階で既に「検察との取引」が完了していた、と見ることも可能なのではないでしょうか?もちろん私の「推測」に過ぎませんが。
小沢氏の政治的道義的責任についてはFKさんのご指摘通りです。ただマスコミ報道によって植え付けられたイメージだけ、だとは到底思いません。
1.>・・・しかしもう少し深読みするとすれば、逆に25日の段階で既に「検察との取引」が完了していた、と見ることも可能なのではないでしょうか?もちろん私の「推測」に過ぎませんが。
私は最後の最後まで特捜は執拗に取り調べを行っていたと考えています。その論拠は次の2つです。
1.1月31日に特捜は小沢氏の2回目の事情聴取を行っている。
2.石川議員の女性秘書を10時間拘束して執拗に取り調べを行っている。
ただ、これをもってして「検察との取引」は絶対に無い、という証明にはならないと思っていますので、以後の反論は控えます。しかし、「検察」も「小沢氏側」も双方とも「取引」は否定すると思っています。
2.>・・・ただマスコミ報道によって植え付けられたイメージだけだとは到底思えません。
この主張は、何ら具体的事例を示してくれていませんので、肯定も否定もすることはできません。ただ個人的にはイメージの延長ではないのか、というのが率直な感想です。
>無視の強要とか小学生のイジメか?
「強要」って言葉の意味でも辞書で調べやがれ、「常連」気取りのトンズラ負け犬野郎(藁
>「強要」って言葉の意味でも辞書で調べやがれ、「常連」気取りのトンズラ負け犬野郎(藁
→「強要」という言葉の意味を辞書で引くことを強要するのはやめてほしい。それより「常連」の意味を辞書で引いてみないかい(強要ではないが)。
shinystarは辞書が引けない という事ですね。
>「強要」という言葉の意味を辞書で引くことを強要するのはやめてほしい。
ハァ?「辞書で調べやがれ」のどこが「強要」だっての?(藁
結局ゴッホ氏の「強要」の事実はなかったばかりか「強要」の意味も知らずに使うという赤っ恥を重ねただけの、必死杉でブザマなトンズラ負け犬野郎shinystarであった(藁
権力の実態をよく理解している人だと思います。
はっきりいって菅生事件からして警察、検察、そして裁判所はかなり怪しい機関とみてよいかと存じます。