鳩山邦夫・前総務相は15日午前、日本郵政の西川善文社長の進退問題などに関し、「郵政の汚れた部分の追及は、国民のためにしなければいけない仕事だ」と述べ、今後も閣外から追及していく考えを示した。都内で記者団に語った。
一部報道機関の世論調査で、自らを更迭した麻生首相の対応を「支持しない」との回答が多いことについては「首相は判断を誤った。だから、そういう評価になるのだろう」と指摘した。
(2009年6月15日12時02分 読売新聞)
鳩山前総務相:「郵政追及続ける」
自民党の鳩山邦夫前総務相は15日午前、日本郵政の西川善文社長の続投問題に関連し、「かんぽの宿は氷山の一角ではないか。郵政の汚れた部分の追及は当分しなければならない」と述べ、今後も閣外から追及する考えを示した。東京都内で記者団に語った。
鳩山邦夫氏は15日、総務省で退任会見し「自民党を離党する、新党を作る気はまったくない」と改めて述べる一方で「ただ、未来永劫(えいごう)ないかといえば、私は80歳まで政治をやろうと思っていない。残された時間は多くない」と含みを残した。また、日本郵政の経営の在り方について改めて厳しく批判を繰り返した。
鳩山氏は会見で、4月までに麻生太郎首相から、西川氏の後任候補のリストを同封した手紙を受け取っていたと明かし「(西川社長の続投を認めないのが)既定路線と思っていたのがばかだった」と言い、「この件に関して首相の判断は完全に間違いだった」と述べた。
(毎日新聞 2009年6月15日 13時17分)
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鳩山邦夫の「辞任」だか「更迭」だかについて、世間はいろいろと騒いでいる。まるで「悲劇のヒーロー」のように誉めそやすマスコミにはいい加減うんざりだ。マスコミや国民が、都合よく「持ち上げる」ものだから、当人もその「乗り」でまんまと「英雄」気取りだ。見え透いた茶番劇である。奴の狙いはハッキリしている。そして馬鹿馬鹿しいことに、奴の狙い通りに事は運んでいる。要するに鳩山邦夫は、沈みかけた泥船(自民党)から一人だけ逃げ出したいのだ。おそらくこの「辞任劇」は、周到に仕組んだ「計画」だったろう。屋台骨の腐りかけた自民党の中で一人だけ「カッコいい」ことを言えば、馬鹿な国民からは拍手喝さいを受ける。「かんぽの宿」も「西川問題」もそれを狙ったパフォーマンスである。どうでもよい首相相手ならどんな駄々でもこね放題、ならば今のうちにという訳だ。つまりはっきり言うとだ。自民党の公認を受けずとも当選できる道をあれこれと探しているのだ。イザとなったら離党して兄貴を頼るテもあるし。無所属で出ても当選できる「地盤」はあるし、第一カネ持ちだから選挙資金も潤沢だ。しばらく無所属で「みそぎ」をしてから兄の由紀夫と「縒りを戻す」くらいのつもりでいるというわけだ。
私の言うことが間違いだと思うなら、この鳩山邦夫という男の「前歴」を見てほしい。新自由クラブ→自民党→新進党→民主党→自民党復帰。無節操そのものである。次の選挙を考えたら、泥船の現政権と距離を置いたほうが得だぐらいのことは平気で考えるはずだ、この男は。
今から予言しておく。次の衆院選で、奴は自民党、もしくは民主党、もしくは無所属で立つだろう。全然予言になってないか(笑)。そして、馬鹿な地元有権者どものおかげで、再びめでたく当選し(比例区ならますます楽勝)、今後も相変わらずくだらないパフォーマンスを続けるだろう。奴にとっては、馬鹿な有権者「様様」というわけである。
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