2009年11月08日

共産党と政治資金

植草教授曰く、
「共産党は政党交付金を受領していないが、その分、共産党の支持者がその意志に反して重い負担を強いられているという現実も存在するのではないか。」
植草一秀の『知られざる真実』より
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-dcb8.html

これを読んで私はある「自称ジャーナリスト」のことを思い出してしまった。
<自称ジャーナリスト「柳原滋雄」氏の奇妙な脳内>
http://takashichan.seesaa.net/article/124156514.html

植草教授が「だから共産党も政党助成金を受け取るべきだ」と考えておられるのなら、私は残念だ。「だから不公平で道理のない政党助成金は廃止すべきだ」と、何故ならないのだろうか?政治政党の資金は「党費」および「事業収入」そして「個人(=自然人)献金」に限るべきである。企業献金は、名前こそ「献金」だがその実「賄賂」であることは論をまたない。「会社」というものは「利益追求」のみを目的とした「法人」であるからだ。現在、自民党や民主党は政党助成金を受けつつ企業献金も受け取っている。以前にも書いたがこれは、株で収入がありながら生活保護を受けているようなものである。

以前にも書いたが、金持ちと言うものは、自分の政治信条のために「身銭」を切ると言うことはしない。企業献金は飽くまで会社の「経費」として落とし、自分の収入は利益配分として確保し、たんまりと受け取る。これが日本の富裕者の行動パターンであるから、自民党や民主党は企業団体献金の廃止など「絶対に」出来ないのだ。植草教授の上の発言は私には「要らぬおせっかい」としか思えない。

ちなみに以下のブログの主催者は、共産党の収入の大部分が「機関紙発行収入」だということをご存じないらしい。さらに機関紙発行には元手がかかるということ「収入」は多くても「収益」はそれほどでもないということや、企業献金は「坊主丸儲け」であるということも、おそらく理解出来ないのだろう。誠に能天気なご仁である(笑)。
ふじふじのフィルター
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-2fe3.html
posted by takashi at 16:50| Comment(1) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・ハケンロードーのある国さ・・・ハケンロードーのある国さ・・・ハケンガイシャはパソナ・・・あパソナ♪

♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・ハケンロードーのある国さ・・・ハケンロードーのある国
さ・・・ハケンガイシャはパソナ・・・あパソナ・・・りそな♪
TakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPG
♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・カクサシャカイのある国さ・・・カクサシャカイのある国さ・・・カクサシャカイはイーコトだ・・・あイーコトだ♪
TakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPG
♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・シャカイフクシのない国さ・・・シャカイフクシのない国さ・・・あ、ない国・・・あ、ない国♪
TakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPGTakenakaNingyou.JPG
♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・馬鹿なビンボ人がいる国さ・・・馬鹿なビンボ人がいる国さ・・・馬鹿なビンボ人は有難い・・・あ、有難い♪
posted by takashi at 14:28| Comment(6) | TrackBack(1) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金持ちを喜ばせる貧乏人

♪シアワセーってなんだーっけなんだーっけ・・・ケンコホケンのある国さ・・・ケンコホケンのある国さ♪

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医療保険未加入者が約5,000万人に達し、また保険加入者に対しても、あらゆる手段を講じて保険金の支払拒否をおこない、利益を上げる営利主義一辺倒の医療保険会社や製薬会社。それに癒着、取り込まれた政治家(アメリカではかつて民主党のヒラリー・クリントン議員がファーストレディとしての立場(当時)から公的医療皆保険制度の整備を求め、議会の反対により頓挫したことがある)という構造を暴き、事実上、崩壊に瀕している状況のアメリカ医療制度に対して、イギリス、フランス、カナダ、キューバなどの医療制度と対比させるなど、これまで公然と触れられることの少なかった米国医療の暗部を赤裸々に描き出している。
作品中のマイケル・ムーアのスタンスは、よその国では当たり前のことが、「何故?アメリカが、出来ないのか?」である。
ウィキペディア「シッコ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%B3
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このウィキペディアの紹介は大変に良くまとまっているので、更に引用することにする。

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作品中で示されているアメリカ医療制度の問題の実例

・アメリカ合衆国は国民健康保険制度がない唯一の先進国である。民間の医療保険に入れない人がおよそ5000万人いる。貧困層でなくても、ちょっとした疾患によって保険への加入を拒否されたり、保険金の支払いを拒否される人は多い。
・多くの米国人はこの映画の中で、国民皆保険制度はソ連型のような社会主義であるとしてアレルギーと恐怖を感じ、いざというときの状況に対する危機意識が低く、政治については無関心あるいは条件反射的な反応しかせず、相互扶助や弱者を助けようとする精神にも乏しいとされている(これはマイケル・ムーアの一貫したスタンスでもあり、華氏911やボウリング・フォー・コロンバイン、マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選(出演作品)においても共通している)。この事は、国民皆保険制度があり、さらに医療費が無料のカナダやイギリス、フランスなどの国民の意識と対比され、危機意識については、ちょっとの旅行にも保険をかけていくカナダ在住のマイケル・ムーアの親戚の事例も対比として示される。
・医療費が払えず病院にかかれないので、自分で傷口を縫う人。
・仕事中に誤って指を二本切断。指をくっつける手術費用が薬指は12,000USドル、中指なら60,000USドルと言われ、中指は諦めざるを得なかった人。
・医療費があまりに高額で家を売りに出す人。
・高齢であってもなお、自分の医療費を払うために働かざるを得ない老人。
・交通事故により病院に運ばれ一命を取り留め、保険会社に保険金を支払ってもらおうと連絡したら、当時は意識不明の重態であったにもかかわらず「救急車が使用される場合には、事前に連絡が無ければ保険は適用されない」と言われた人(ちなみにアメリカでは、救急隊を派遣させるだけでも日本円にして数万円単位の請求が来る。救急隊は日本のような消防所属ではなく、独立した機関)。
・複数の医師からなる病院の医療チームが「この検査と手術が必要」と言っているにもかかわらず、保険会社はそんな検査や手術は必要ないとして保険金の支払いを拒否し、結果として治療を受けられずに亡くなった人。
・上記の例のように医師が必要と判断している治療への保険金の支払いを拒否していた保険会社に、「マイケル・ムーアが映画のために、このことについて社長へのインタビューを要求している」という嘘の手紙を、マイケル・ムーア本人には知らせずに出して、即座に保険金の支払いが認められた人。
・保険金の支払いを(相手の命に関わる場合であっても)徹底的に減らそうとする保険会社のエージェント。
・貧困層向けの医療保険制度メディケイド(medicaid)やHMOによる治療において、治療費用が安く済めばボーナスをもらえるので、患者が検査を受けないかもしれないことを見計らって、わざと遠方の病院を検査のために指定する医師。
・医療費の支出を抑えるため、命に関わる場合であっても十分な検査治療を認めないことに同意し、それによって多額の献金を得て昇進した医師の、議会における証言。
・入院治療費が払えずに病院を強制的に追い出され、車で貧民街まで運ばれて路上に放置される患者。
議会における医療・保険業界との癒着や寄付金の実態。
・ヒラリー・クリントンがすすめていた国民皆保険制度が頓挫したのは医療・保険業界の献金を受けた野党共和党の反対によるという疑惑。
・ニクソン大統領の、医療保険に関する会話の盗聴テープ。ニクソン大統領の健康保険制度になど興味は無いという主旨の発言に対して、民間の保険会社だからお金になると述べる側近。それに「悪くない」と応じるニクソン大統領。
・9.11のとき、瓦礫の山を取り除く救援作業にボランティアとして参加したが、その影響で肺を悪くし、多額の医療費がかかるようになってしまった人。米政府はそういうボランティアには治療費を全額出すと明言しているが、それを示す証拠や条件が厳しすぎて、払ってもらえていない人も大勢いる。この事例は映画の中で、手厚い医療看護を受けるテロリスト容疑者達や、キューバの医療福祉制度と強く対比される。「9.11の英雄」であるそのボランティアが、アメリカで苦労しながら多額のお金を出して買っていた薬は、発展途上国であるはずのキューバでは…。
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さて、健康保険制度を「社会主義」と宣伝し、医療を一部の金持ちの「特権」にしているアメリカと言う国。その宣伝にまんまと乗せられ、自分で自分の首を絞めているアメリカ国民。この構図はヨーロッパ諸国には無くて、あるのはアメリカと日本だ。「高校授業料無料化」を批判して「社会主義だ!」と宣伝する自民党の議員。スウェーデンでは大学まで無料だが、スウェーデンはれっきとした「資本主義国」だ。資本主義国であるスウェーデンが何故そのようなことが出来るのか?理由は簡単である。高度の累進課税と不労所得への高税率だ。弱小ブログで私ごときが、しつこくこのことを訴えてもどうにもならないのが何とも歯がゆい限りである。

年収600万〜1,000万の所謂「中間層」は、湯浅誠氏の言うように難しい層である。多少の増税になったとしても社会福祉でおつりがくる、というスウェーデンの社会が彼らには理解も想像も出来ないのだ。
<湯浅誠氏の中間層論と累進課税>
http://takashichan.seesaa.net/article/131752861.html

さしあたって中間層の増税は無しで富裕層の最高税率を70%ぐらいに上げることを私は提案したい。私が提案してどうにかなるというものでもないが・・・。
関連スレッド
<たかしちゃん語録その2>
http://takashichan.seesaa.net/article/105833288.html
<「所得再配分」について>
http://takashichan.seesaa.net/article/109576584.html
<ほくそ笑む日本の金持ち達>
http://takashichan.seesaa.net/article/124826543.html
<日本に福祉社会が実現しない理由>
http://takashichan.seesaa.net/article/125132997.html
<自民党が得意な「つまみ食い」>
http://takashichan.seesaa.net/article/109783337.html
<スウェーデンの消費税と日本の消費税の違い>
http://takashichan.seesaa.net/article/131111412.html
<スウェーデンの可処分所得と日本の可処分所得の違い>
http://takashichan.seesaa.net/article/131992834.html
<森永卓郎様>
http://takashichan.seesaa.net/article/131729705.html
posted by takashi at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

「南京!南京!」

中国映画「南京!南京!」を再びネットで鑑賞した。
http://tv.sohu.com/20090527/n264199426.shtml
ネットの混雑があまりなかったのか「固まる」こともなくスムーズに見ることが出来た。この映画は実質的に、一人の日本人将兵「角川」が主人公として描かれている。ちょっと乱暴に言ってしまうと、日本軍の中にも「良心的」な兵隊がいた、というのがこの映画のコンセプトだ。角川以外の日本兵も、決して「悪」としてのみで描かれているわけではない。残虐な行為を行なった兵隊が、同時に素朴で人間的な青年にも描かれているのだ。実際そうだったのだろう。平気で赤ん坊を串刺しにする兵隊が、戦友の「死」には涙していたのだ。それが戦争というものの不思議な現実なのだ。

重要なのは、この映画が陸川監督という中国人により撮影されたということである。「日本人にも良心的な兵隊がいた」という主題は、日本人監督が作ると身内の「免罪」になってしまう可能性がある(山本薩夫「人間の条件」)。中国人が日本人の内面を描いたところに、この映画の価値がある。勿論これを、中国人による日本人に対する「赦免・免罪」だと、早合点すべきではない。上手くは言えないがたぶん「温情」とでも言うべきものだろう。

私的に、この映画で泣けたのは次のシーンである。
角川が慰安所へ行き、生まれて初めて女性と交わる。その慰安婦は百合子と言った。翌年、角川は新年の慰問袋を持って再び百合子の元を訪れるが、既に彼女は病に罹っていた。角川の持ってきた土産に無邪気に喜ぶ百合子。角川は彼女と再び契りを結ぶ。その後もまた角川は慰安所で百合子を見かけるが、既に百合子の病状は末期となっていた。彼女に触れることをためらう角川をよそに、若い兵隊が角川の目の前で百合子を犯す。ある日、慰安所を訪れた角川に女衒は、百合子が死んだことを告げる。角川は言う。「百合子は私の妻でした。」何ともやるせない切ないシーンである。

日本軍司令官が「安全区」に居住する中国人女性たちを慰安婦として「狩る」シーンも出てくる。「綱紀の粛清」「強姦予防」を理由に、民間婦女子を強制的に慰安婦に仕立て上げる様が描かれる。

最後に角川は、軍隊の現実に耐えられず、二人の捕虜を解放したのち、自ら命を絶ってしまう。

この「南京!南京!」は、最近になってやっと日本国内での上映の目途が立ったと聞いているが、この映画にも登場するドイツ人「ジョン・ラーべ」を描いたドイツ映画は、未だに「右翼の妨害」で国内上映に対して配給会社が二の足を踏んでいるらしい。是非日本での上映を望みたい。

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posted by takashi at 11:12| Comment(16) | TrackBack(0) | その他雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

禁止公約どこへ

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禁止公約どこへ2009年11月4日(水)「しんぶん赤旗」


 10月30日に会費2万円の政治資金集めパーティーを開いたばかりの民主党の小沢一郎幹事長が、12月15日にも同様のパーティーを東京都内のホテルで開くことが分かりました。
 今年2回目の開催となるのは、「小沢一郎政経研究会」主催の政治資金集めパーティー「小沢一郎政経フォーラム」です。企業・団体が同「フォーラム」のパーティー券を毎回大量に購入。2008年には4回の「フォーラム」を開き、全国不動産政治連盟などから合わせて6349万円のパーティー券収入をあげました。
 民主党は先の総選挙マニフェスト(政権公約)で、パーティー券購入を含む企業・団体献金の全面禁止を掲げており、企業・団体関係者にパーティー券購入を求める動きは党の方針とも矛盾します。
 「会場に入りきれないほどの盛況」(参加者)だったという前回(10月30日)の「フォーラム」は、まさに参院本会議での鳩山由紀夫首相に対する各党代表質問の真っ最中に開催されました。鳩山首相自身、衆参両院本会議での所信表明演説(10月26日)では企業・団体献金禁止の公約にまったく触れずじまいでした。
 また、民主党石川県連も11月1日に金沢市内で会費1万円のパーティーを開き、山岡賢次同党国対委員長出席のもと、「各業界団体の幹部」など約2000人が会場を埋めつくし、「これまで以上に盛り上がるパーティーとなった」(同党の一川保夫参院議員のブログ)といいます。
 

実行する気ある?
 政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大法科大学院教授(憲法学)の話
企業・団体献金全面禁止の法案を6月に提出した民主党がこの公約について悩む必要はないし、法案の成立など待たずに率先して受け取りをやめればいい。現職閣僚が大臣規範に抵触するパーティーを開くのも問題だが、党務の責任者である小沢氏が率先して受け取りをやめないのは、本気で公約を実行するつもりがないのではと疑わざるを得ない。
 
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サービス残業急増2009年11月4日(水)「しんぶん赤旗」
民間調査 大企業で1.3倍


 多くの企業で残業削減が叫ばれる中、大企業や正社員で「サービス残業」が急増している―。こんな実態が東レ経営研究所の調査リポートで明らかになりました。
 調査は、企業が回答する厚生労働省の毎月勤労統計と、労働者が回答する総務省の労働力調査との労働時間統計の差によって「サービス残業」時間を計算。
 毎月勤労統計によると、9月の残業時間は、月間9・2時間で前年同月から14・1%の減少となっています。
 ところが、東レ経営研究所のリポートによると、2009年の上半期には「サービス残業」が年換算で375時間(月31・3時間)にもなり、前の年から10・6%も増加しているとしています。
 とくに、「500人以上」の大企業で「サービス残業」の増加が著しく、2008年の月間21・2時間から2009年上半期には31・6%増の27・9時間と激しく上昇しています。
 リポートは、不況期に「サービス残業」が急増している理由として、上司に「仕事が減ってきているのだから、新しい仕事をとってこい。ただし、残業代は支払えない」と言われたなどの事例を紹介しています。
 
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民主党に企業団体献金の禁止は出来ない、という私の予言はほぼ当たるとみてよいだろう。失業率が過去最高で、非正規雇用者の数が増えているのに正社員には「サービス残業」だそうである。ワークシェアリングという言葉はこの日本では「絵に描いた餅・夢のまた夢」であるようだ。
posted by takashi at 13:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スウェーデンの可処分所得と日本の可処分所得の違い

可処分所得の算式はとは次のようなものである。

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所得金額−所得税−社会保険料=可処分所得
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スウェーデンではまさにこの通り、可処分所得=実質可処分所得、となる。しかし我が国では、可処分所得=実質可処分所得、ではない。我が国の「実質可処分所得」は次のようなものになる。

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所得金額−所得税−社会保険料−(生命保険料+医療費+老後のための貯蓄+教育費+その他)
=実質可処分所得
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()の中の項目はスウェーデンでは「必要のない」項目である。これらはすべて国の社会保障で手当てされる。ご存じの通り、スウェーデンでは「老後のための貯蓄」は不要であるし、医療費・教育費も無料だ。

こう考えていくと、スウェーデンでは可処分所得はすべて「消費」に回すことが可能なのだ。スウェーデン人が「貯蓄」をするのは、別荘やヨットを購入するために「積み立てる」という場合に限られる。「老後のために」貯蓄するスウェーデン人など一人もいない。それに引き換え日本では、病気・失業・子育て・老後の不安などのリスクがあるために、私的生命保険や貯蓄がどうしても不可欠となる。その結果、実質可処分所得が大きく限られたものになる。これでは不況で消費が伸びないのは当り前だ。

社会福祉を充実させることはこのように国の経済、ひいては企業の「売上」にも良い影響を与えるのだ。マクロで物事を見ることの出来ない「経団連」や日本の政治家はそこのところが全く分からないようだ。残念である。

関連スレッド
<スウェーデンの消費税と日本の消費税の違い>
http://takashichan.seesaa.net/article/131111412.html
posted by takashi at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

「いつか王子様が」の謎が判明

以前私は次のように書いたことがある。
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<日本の恥TVコマーシャル>
http://takashichan.seesaa.net/article/124817285.html

もうひとつ日本のCMで特徴的なことがある。どういう訳かクラシックの楽曲が「同時多発的に」用いられるのだ。どういうことか説明しよう。今から20年ほど前、第二次バロックブームとも言うべき流行が起きた。その中でひときわ流行ったのが「パッヘルベルのカノン」である。実を言うとこれはカノンというより「輪唱」に過ぎない、程度の低い楽曲なのであるが、これがありとあらゆるコマーシャルで爆発的に用いられた。そしてその影響は現在もなお続いているという現実は、皆さんも良くご存じのとおりである。さらに情けないことに、すべてのCMは、何故か決まって曲の途中(=19小節目)から始まる(大笑)。

「同時多発的に」用いられた曲を思い付くままに挙げると、グリーグの「ペール・ギュント」。これは悪徳貸金業の「日栄」他数十社がCMに用いた。ごく最近では何故かホルストの「木星」。他にアイルランドの何とかいう民謡、クラシックではないが、かなり古いディズニー映画の主題歌でジャズのスタンダードにもなっている「いつか王子様が」など。これらが何故「同時多発的に」CMに登場するのか?残念ながら私には説明が出来ない。
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これについては同エントリーのコメント欄でコンポコ氏から、説得力のあるご示唆を頂いた。株式会社電通によるCM独占支配がその原因ではないかというのだ。次のような記事を見るにつけても、そのようなことは確かにあり得ると思われる。
http://naniga2.nobody.jp/dentsu.htm

それとは別に今回「いつか王子様が」については、その「真相」が明らかになった。実は私も恐らく「著作権期間」が関係しているのではないか、と感じていたのだが、やっぱりそうだったのだ。

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日本では著作権の保護期間が終了したと考えられることから、現在激安DVDでも発売中(ただし、旧画質のもの。デジタル修復のものは1993年から新規の著作権が発生した)。
ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%9B%AA%E5%A7%AB_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB)
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最近やたらとCMで耳につく「いつか王子様が」の、これが真相だったのだ。
 
posted by takashi at 08:26| Comment(11) | TrackBack(0) | その他雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

湯浅誠氏の中間層論と累進課税

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「世に倦む日日」より
湯浅誠の中間層論 - 中間層の反動化と戦後社会科学の中間
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-167.html

少し前の記事で紹介した『経済成長って何で必要なんだろう』の本の中で、湯浅誠が興味深い中間層論を示している。この議論がずっと気になっていた。対談での発言を拾うと、次のように言っている。「いま正社員も含めた中間層が、物理的に落ちてきています。年収400万から800万の世帯がどんどん減ってきている。そのことと、自己責任論が力を持つことが、ちょうどセットになって起こっている。この、体は落ちているけれど、頭は上をめざすという分離、ねじれを包みこんでいかないといけない。結局、中間層を敵に回したら、社会的な影響力を持ちようがないですから、それを解きほぐす理屈なり言い方なり呼びかけなりというものができないものかと、ずっと思っているんですけどね」(P.178)。「そこは戦略的に運んでいます。累進の話をあまり言うと、中間層を敵に回しますからね。それは結局、先ほど言った中間層の分離に関わってきます。自分自身の生活がきつくなっていけばいくほど、彼は成功者に憧れ、下には厳しくなる。『成功せねばならない。自分に投資して何とか生き残らなきゃならない』というふううに。そうやって頭と体が分かれていくので、累進課税の復帰とかを言うと、一番過剰に反応するのは中間層になってしまう。もちろん私も、累進課税強化がいいと思います。だけど、いまその話をすると、『おまえは共産党か』とレッテルを貼られる。そこには国会の勢力図だけじゃなくて、それを支持する中間層の動きがある。だから、私がいの一番に累進課税を言えないのは、戦略的な問題です」(P.191-192)。  
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以上「孫引き」になってしまって申し訳ないが、湯浅氏が言っている「そこは戦略的に運んでいます。累進の話をあまり言うと、中間層を敵に回しますからね。」というのは、なるほどそういうものかな、と思ってしまう。湯浅誠という人は、敵を作らず、ありとあらゆる人を味方に引き入れていく才能のある人だと、前から思っていた。年越し派遣村の翌日の「朝まで生テレビ」でも、本来なら殴り倒してもいいような自民党の大村元厚生副大臣の言葉を、馬鹿にもせず真剣に聞いていたのを覚えている。なかなか出来ないことだと思う。労働組合は連合から全労連、政党は民主党から共産党まで、常に同じ距離を置いて実に上手に付き合うし、組織化のプロだな、と感心したものである。一言でいえば「人格者」である。

その湯浅氏が「累進課税の復帰とかを言うと、一番過剰に反応するのは中間層になってしまう。もちろん私も、累進課税強化がいいと思います。だけど、いまその話をすると、『おまえは共産党か』とレッテルを貼られる。そこには国会の勢力図だけじゃなくて、それを支持する中間層の動きがある。だから、私がいの一番に累進課税を言えないのは、戦略的な問題です」と言うのを聞くと、誠に説得力がある。
posted by takashi at 15:30| Comment(8) | TrackBack(1) | その他雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森永卓郎様

森永卓郎様

はじめまして「たかしズム」のたかしと申します。
いつもTVでのご活躍を拝見しております。
本日の「朝まで生テレビ」でも森永さんは孤軍奮闘されておりましたね。

ちょっと差し出がましいことを申し上げますがお赦しください。
番組の中で「消費税」が話題になりました。
日本とスウェーデンを比較されておりましたね。
スウェーデン25%、日本5%、それなのに税収の中で占める割合が同じである、
というご指摘は鋭い内容だったと思います。

しかしそのあと森永さんが持ち出した「法人税率」で、周りから大変な反論があったと思います。
私の知識ではスウェーデンの法人税率は日本より低かったと思います。
ただし、日本では折半の社会保険料負担が全額企業負担であるため、
それをプラスすると実質法人税率は日本よりスウェーデンの方が上になるのです。
もちろん森永さんはこんなことは百も承知だとは思いますが。

さて日本とスウェーデンの税制の一番の違いは、
個人所得の累進課税ではないかと思います。
スウェーデンでは法人の所得に対する課税は低く抑え、
その出口である「個人所得」の段階で所得再配分をする、
という思想があるように思えます。

そのため、結果的に個人の可処分所得が「平準化」されるというのが、
スウェーデン社会の一番の特徴ではないでしょうか?

そしてここが一番重要なことなのですが、
********************************************************************
可処分所得が「平準化」されている社会では「消費税ですら」公平に作用する。
********************************************************************

という「論法」で議論なさってみては如何でしょうか?
このような「自明の理」をTVで語る評論家やコメンテーターがひとりもいないのを、
私はかねがね不思議に思っておりました。

最後になりましたが、
もしお時間があったら私の以下の記事に目を通して見ていただけないでしょうか?
<たかしちゃん語録その2>
http://takashichan.seesaa.net/article/105833288.html
<「所得再配分」について>
http://takashichan.seesaa.net/article/109576584.html
<ほくそ笑む日本の金持ち達>
http://takashichan.seesaa.net/article/124826543.html
<日本に福祉社会が実現しない理由>
http://takashichan.seesaa.net/article/125132997.html
<自民党が得意な「つまみ食い」>
http://takashichan.seesaa.net/article/109783337.html

大変失礼なメールを差し上げたかもしれませんが、
マスコミの振り撒く「福祉のためには消費税を上げるしかない」という俗説に騙された庶民を、
どうか目覚めさせてやってください。
森永さんのご活躍をこころより期待申し上げております。たかし
2009.10.24

posted by takashi at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

郵政改革と「貧困犯罪人」竹中平蔵

郵政民営化の何処が間違っていたのか?今や誰もあまり言わない事だが、私は最大の問題点は「民営化」がすなわち、国民の財産の「たたき売り」だということ、にあると思っている。明治以来の「官営工場払い下げ」がそのルーツだ。サービスの低下や過疎地からの郵便局の撤退などの現象は、その付随現象に過ぎない。

かつて「富国強兵」のために、国民の税金を使って興された八幡製鉄所が、設備投資を完了して利潤が確保出来るとなったとたん、民間数社による出資企業「日本製鐵株式會社」に「二束三文で」売り払われた。富岡製糸の三井財閥への「払い下げ」も全く同じ構図である。近年では「日本電信電話公社」「日本国有鉄道」がある。これらは「税金」という形で「出資」してきた国民には一言の相談もなしに、時の政権によって実行された。

その根っこには政治家と財閥の癒着があった。そしてその伝統は、竹中平蔵の画策による郵政資産のオリックスへの払い下げ事件にまで連綿と続いているわけだ。何度も言うが、竹中と人材派遣企業の癒着について、国会は証人喚問を行なうべきである。

「日本の国土が荒廃し、多くの戦争被災者が出たのは、ポツダム宣言を受諾して降伏したからだ。もしあの戦争を続けていたら、こうはならなかった。」例えば戦争が終わって誰もがホッとしていた昭和20年ごろに、こんなことを言う人間がいたら、恐らく狂人扱いされていたと思う。これとほぼ同じことを言う日本人が、今この現在日本にはいる。「日本社会が悪くなったのは、構造改革を止めたからだ。構造改革自体は正しかった。」

日本の国を、戦後なかったほどの格差社会に作り変え、多くの自殺者を出し、ホームレスやワーキングプアを大量に生み出し、弱者切り捨て・強者優遇をとことんまで推し進めた張本人が、未だにあらゆるマスコミに登場しては、上記のようなことをほざいて回っているこの国の現実の何と情けないことか。

竹中平蔵、この「貧困犯罪人」を絶対にこのまま眠らせてはいけない。
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「社会主義呼ばわり」

今年の流行語大賞は「あなた方に言われたくない」でほぼ確実とみてよいであろう。それにしても自民党の国会代表質問の情けなさには呆れた。私など彼らの言っていることが、国会代表質問というよりは単なる「外したギャグ」にしか思えなかった。さらに記者会見での谷垣の「ヒトラーユーゲント呼ばわり」。それと「社会主義呼ばわり」というのもあった。まさに幼児やネトウヨに特有の「○○呼ばわり」のオンパレードである。

民主党を「社会主義」呼ばわりするのは、本家の社会主義政党(残念ながらわが国では日本共産党のみ)にとってはチャンチャラおかしいわけで、民主党は「社会主義」どころか「社会民主主義」政党ですらないというのは厳然たる事実である。要するに「社会主義」呼ばわりをする側の真意は、過去に実在した似非「社会主義」国家と同一視して民主党を貶める、というところにあるわけだ。

国民皆保険を「社会主義」と呼ぶバカな国は現在アメリカのみだ。勿論そう言っているのは共和党支持者、大企業、医療保険会社とそのロビイスト達であるのはバレバレだが。しかし高校授業料の無料化を「社会主義」的だと主張する自民党も、アメリカに負けないくらい頭がおかしいことは確かだ。スウェーデンでは高校は愚か大学までもが無料だが、そのスウェーデンも飽くまで資本主義国である。
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最後の公共事業2

アメリカも日本と同じ「架空電線」天国であるが、日本ほど人口密度(=電線密度)が高くないために、日本に比べ電線も「まばら」で、まだ救われている。アジアの諸都市には、ヨーロッパのような法的規制が無いため、広告や看板が野放しとなっている。

どういう訳かアジア人はヨーロッパ人に比べて、都市景観(自分たちの住む街の「醜くさ」)に不感症であるようだ。東京、香港、上海、台北、シンガポール。これらの都市の中で「架空電線」と「広告・看板」の両方が存在し、都市景観を害しているのは、東京だけであり、それは日本のすべての都市について言えることである。香港、上海、台北、シンガポール、いずれの都市も「電信柱」が無いのだ。事ここに至っては、かつて自民党がとことんバカにしてきた東ヨーロッパの「社会主義国」のみならず、現在も「開発途上国」と呼んでバカにし続けているアジア諸国に、我が国は完全に追い越されていることになる。今に中国にも追い抜かれるのは間違いないだろう。

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今から何十年も前、経済成長を続けている頃に「電線地中化」を公共事業として進めておけば、日本のインフラはとっくにヨーロッパに追いついていたはずである。世界でも有数の地震多発国である日本にとって「電線地中化」は、他のどの国よりも「切実な要求」であるのにも拘わらずの怠慢である。それをせずに、無用なハコもの公共事業ばかりを推進してきた自民党政権の罪は極めて重いと見るべきであろう。

私はもう何十年も前から「電信柱」「架空電線」が、日本の「恥」であると指摘し続けてきたが、周りの友人や身内からはどういう訳かほとんど賛同は得られなかった。賛同が得られないというより、彼らは基本的に「無関心」なのだ。「架空電線」は「恥」どころか景観の悪い都市に暮らすことは、日本人の精神に悪影響を与えている、とすら私は考えている。例えば子供の情緒不安定や、大人の精神疾患の遠因にもなっているのではなかろうか?私など、精神的にすぐれない時に、電信柱が林立し、架空電線が空を埋め尽くした街を歩いていると、さらに気が滅入って来て、持病の鬱状態が悪化してしまうほどだ。どうも一般の人々はそのように感じないようであるが、その鈍感さが私は羨ましいほどである。

しかし、最近インターネットが普及するようになって、私と同じ考えを持つ「同好の士」が少なからずいることが分かって来た。そういったブロガーの存在で、この日本の「電線地中化」が少しずつでも進むことを願って止まない。
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2009年10月29日

地金が見えてきた民主党と相変わらずの自民党

郵政社長に官僚天下りをすげ替え、取締役に「時代錯誤の右翼婆ァ」を持ってきたりと、早くもメッキが剥げ始めた民主党政権。<たかしの予言>を上回るダメさ加減で、今後が楽しみである。

それにしても相変わらずなのが自民党。
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 自民党の谷垣禎一総裁は26日、鳩山首相の所信表明演説の際、衆院本会議場の民主党新人議員らが演説の節目節目で、一斉に拍手とともに「そうだ!」などと歓声をあげたことについて、「ヒトラー・ユーゲント(ナチス党の青少年組織)がヒトラーの演説に賛成しているような印象を受けた」と皮肉った。国会内で記者団に語った。(産経ニュース)
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たとえそう感じたとしても、より我々に身近な「大日本帝国の東条英機」や、当時の日本国民を引き合いに出すのでなく、わざわざ外国であるドイツを持ち出すのが、やっぱり自民党らしいなと、妙に感心してしまった。ドイツは悪くて日本はアジアを救った良い国、などという、ネトウヨやチャンネル桜と、谷垣の思考回路は同じなのだろう。 

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2009年10月25日

スウェーデンの消費税と日本の消費税の違い

スウェーデンの消費税と日本の消費税の「違い」をご存じだろうか?そう、スウェーデンの消費税は25%で日本の消費税は5%であることが一つ。それともう一つ、スウェーデンの消費税は日本の消費税に比べて「逆進性が少ない」という特徴がある。え?どうして?税率が日本の5倍もあるのにどうして「逆進性が少ない」の?「たかしズム」を、今日初めて読む方はそう疑問に思われるだろう。しかし当ブログのエントリーを全て読んでいる方は、既に百も承知している。その理由は100回くらい書いてきたが、仕方がないのでもう1回書くことにする。

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スウェーデン国民の「可処分所得」は「高度の累進課税」により「平準化」されているからだ。
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そもそもスウェーデンは日本に比べて所得格差が少ない国である。そこへ持ってきてさらに「累進課税」による「所得再配分」が作用するために、可処分所得「格差」が極めて小さくなる。可処分所得に差が無ければ、消費税が何十パーセントであろうが「逆進性」はなくなる(緩和される)のだ。このことは、あることを意味する。つまり消費税率を上げて尚且つ「逆進性」を抑えるためには「所得税」の「累進課税」を強め、可処分所得を平準化させれば良いということだ。「累進課税」に手を付けずに消費税だけ上げるから「逆進性」がどんどん増すのだ。それをまさに今までやって来たのが、そしてこれからもやろうとしているのが日本という国だ。

それだけではない、実を言うと日本は消費税の導入とほぼ同時に「累進課税」を「緩和」している。正常な「所得再配分」のためには本来、やってはならないことを、同時にふたつやってのけたのだ。このことは、貧乏人にしてみれば「踏んだり蹴ったり」大金持ちにとっては「願ったり叶ったり」となる。小泉・竹中などは、さらなる「累進課税」の緩和すら目論んでいたのだから恐ろしい。以下に掲げたのは所得税の最高税率の変遷である。如何に着々と高額所得者の優遇(シャウプ税制からの逸脱)が推進されてきたかを見ることが出来る。

       所得税    住民税    合計
昭和49年  75%    18%    93%
昭和59年  70%    18%    88%
昭和62年  60%    18%    78%
昭和63年  60%    16%    76%
平成元年   50%    15%    65%(※この年に諸費税が導入された)
平成7年   50%    15%    65%(※最高税率適用額を2千万に引き上げ)
(※平成9年消費税が5%に上げられた)
平成11年  37%    13%    50%
所得税の税率構造の推移(財務省)より
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/035.htm

ちなみにスウェーデンの所得税最高税率は62%である。日本の50%に比べてそれほどでもないように思うかもしれないが、それにはカラクリがある。スウェーデンでは株式所得は総合課税される(つまり税率62%)。日本では株式所得は分離課税で10%、つまり10億稼いでも税金はたったの1億。スウェーデンならば6億2千万が税金に取られる。日本の「不労」高額所得者はスウェーデンに比べると殆ど税金ゼロに等しい優遇を受けているわけである。あと、スウェーデンの税制を語る場面において、日本ではやたらに税負担の「大きさ」ばかりが「強調」されるのであるが、課税最低限が指摘されることは少ない。スウェーデンに比べて日本では課税最低限所得額が低い。つまりスウェーデンと違い貧乏人でも容赦なく税を徴収されている。もうひとつ、これが一番大きいと思われるのだが、スウェーデンでは被雇用者の社会保険料負担が無いのだ(全額会社負担!)。さらに忘れてはならないのは言うまでもないが「社会保障給付」である。この額がスウェーデンと日本では「雲泥の差」である。

このようにスウェーデン社会では「可処分所得の平準化」を実現するための施策が二重にも三重にも整っているのである。そういう社会では消費税がたとえ50%であったとしても「逆進性=不公平感」は生じないのである。

日本の庶民・労働者諸君!「将来の社会保障」のために「消費税のみ」を財源にしようとしている民主党(自民党)・財界そして御用マスコミや御用経済学者に騙されてはならない。そろそろみんなで本当のことを言おう!

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「王様の耳はロバの耳」「日本の税制は不平等」・・・と。
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関連エントリー

 <たかしちゃん語録その2>
http://takashichan.seesaa.net/article/105833288.html
<「所得再配分」について>
http://takashichan.seesaa.net/article/109576584.html
<ほくそ笑む日本の金持ち達>
http://takashichan.seesaa.net/article/124826543.html
<日本に福祉社会が実現しない理由>
http://takashichan.seesaa.net/article/125132997.html
<自民党が得意な「つまみ食い」>
http://takashichan.seesaa.net/article/109783337.html
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2009年10月18日

民主党の「限界」

9月にやっとの思いで政権が交代した。鳴り物入りで政権に就いた民主党だが、一か月にして壁に突き当たってしまったようだ。その壁の名は「財源」。九十五兆の概算要求だそうである。財務大臣は苦慮しているらしい。

国家予算が年々膨らむのは当り前である。少子高齢化が急速に進み、高齢者が増えているのだから、年金や医療費、福祉予算がどんどん嵩んでいくのは当然だ。これらは「削ることのできない」予算である。この「削ることのできない」福祉予算を、自公政権は毎年2,200億円ずつ削減してきた。黙っていても必要額が増えていく福祉予算を逆に削って来たのだ。本来「削ることのできない」ものを無理矢理削って来たわけだ。思えば酷い政権だった。

その結果、世界に例を見ない「低福祉国家」が出来上がってしまった。雇用問題も例外ではない。自公政権によって改悪された「労働者派遣法」により「貧富の差」が、取り返しのつかないまでに開いてしまった。その結果、巷に貧困者が溢れ返るようになった。この貧困者を救うためには高額の「予算」が必要なのは当り前だ。何のことはない、自公政権のツケが今になって廻って来ただけの話である。

しかし、重要なことだが民主党・社民党も1999年、この「改悪」に加担したのだ。日本共産党以外の政党は実はすべてこの1999年の「労働者派遣法」には賛成している。さすがに社民党は「改心」してこの悪法を1999年以前に戻そうと言い始めている。しかし民主党はそうではない。2003年の「製造業」解禁すら元に戻そうとはしていない。諸悪の根源とも言うべき「登録型派遣」の禁止にも及び腰だ。そんな民主党政権に「参与」として湯浅誠氏が参加することになったのだけは、昨今の数少ない朗報である。活躍を期待したいものだ。

結局削ることの出来ない予算はあるのだ。生活関連予算である。公共事業だって全てが不必要なわけではない。電子黒板(公共事業ではないが)など噴飯ものであるが、前回のエントリーで書いた「電線共同溝」など、何よりも優先的に行なうべき公共事業だと、私などは思うのだが、如何だろうか皆さんは。

「財源」に戻ろう。

私に言わせれば「財源」など殆ど無尽蔵にあるだろう、ということになる。過去に最大限優遇されてきた大企業の法人税、過去に最大限「お目こぼし」してきた高額所得者の所得税、先進国に類を見ない株式利益の優遇課税。これらを元に戻すだけで「財源」問題など跡形もなく解決するのだ。それだけではない、過去に大企業が溜めこんだ内部留保にだって法律を作って課税したっていいくらいだ。

こんな当り前のことだが、普段テレビで結構勇ましいことを言っているコメンテーターですら絶対に言わない。理由は簡単である。番組を「干される」からだ(森永卓郎などはたまに遠慮がちに言うこともあるが)。

読者の中で私と同じ考えをお持ちの方々は、歯痒く思われておられるだろうと思う。せっかく政権が交代したというのに、こんな当り前の「自明の理」が通らないのは何故か?と。

実は、この辺のことは財界にも薄々分かっているのだ。このままでは日本の年金制度や社会福祉いや日本社会そのものが破綻する、と。そうなると指弾されるのは自分たちである。そこで彼ら経団連が主張するのは「消費税増税」だ。自分たちの儲け過ぎに批判の矛先が向いて来る前に、担税感の少ない消費税(羊が鳴かぬように毛をむしると言ったのは中曽根だったか?)を一刻も早く引き上げたいのだ。そうやって庶民から絞りあげてそれを年金・福祉の財源にすればいいではないか、と。何処までも小ずるい連中である。

しかしここで私は言わなくてはならない。これはエントリー「たかしの予言」でも書いたことだが、民主党政権は大企業・高額所得者には、手を付けられないだろう。民主党は所詮ブルジョワジー政党である。社会民主主義政党ですらない。額に汗して働く庶民・労働者のための政党ではないのだ。貧困者に対しては所詮「自己責任」を押しつける政党なのだ。これは如何ともし難い現実である。

これから先「財源」を大企業・富裕者に求めることは、民主党に限って「絶対ない」と、私は断言する。


参考スレッド
<たかしの予言>
http://takashichan.seesaa.net/article/128917647.html


 

posted by takashi at 06:38| Comment(13) | TrackBack(4) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

最後の公共事業

南京虐殺・従軍慰安婦と並んで、日本の世界に冠たる「恥」がある。それは「電信柱」である。ヨーロッパの各国を見るがよい。自民党が馬鹿にして来た「東欧」を含めて、ロンドンにも、パリにも、ベルリンにも、ローマにも、ストックホルムにも、プラハにも、モスクワにも「電信柱」はない。これら「前世紀の遺物」が残っているのは自称「先進国」の中ではこの日本だけなのだ。「前世紀の遺物」と申し上げたが、もっと正確に言うと「前々世紀の遺物」である。ロンドンでは19世紀から電線は地下に埋設されていた。これには理由がある。ロンドンの町には当時から下水道が発達していた。電気の発明による送電線の格納場所として「下水道」がそのまま「共同溝」として利用できたわけである。この「共同溝」の存在こそが東京とヨーロッパの諸都市の決定的な違いだと言える。意外と知られていないが、実は東京で本格的な共同溝が存在するのは銀座通り「のみ」なのである。あとは人がほとんど住んでいないお台場ぐらいのものだろうか?勿論住宅分譲会社が独自に整備した「私的共同溝」もあるにはあるが。

電線専用のシステムとしてはCCBOXと呼ばれる「電線共同溝」がある。皮肉なことに、こういった技術においては日本は世界の最先端を行っているのだ。では何故日本では電線共同溝が普及しないのか?理由は二つある。ひとつは電力会社のサボタージュである。ヨーロッパの電力会社は19世紀に電気が発明されて以来、その「社会的責任」を果たしてきた。しかし利益追求を最大の使命とする日本の電力会社に、ヨーロッパのような「性善説」を期待することは出来ない。二つ目の理由は「法律」の問題である。ここで詳しく述べる余裕はないが、現在日本に存在する「電線共同溝法」は、あたかも電線共同溝の普及を「阻害」するために作られているのではないかと思うほどである。電線共同溝を敷設するまでに、ありとあらゆるハードルが用意されているのだ。

電線共同溝の整備等に関する特別措置法
http://www.houko.com/00/01/H07/039.HTM

現在国内で電線共同溝が発達している都市を挙げてみると、つくば学園都市や飛騨高山の白川郷などがある。前者は国策都市として共同溝が計画的に導入された。後者は「観光都市」としての必要性から住民の要求によって実現したものと思われる。

自民党政権によって「ばら撒かれ」てきた公共事業は、そのほとんどが「要らない道路」「要らないダム」「要らない橋」「要らない空港」「要らない箱もの」が主なものであった。日本の都市景観をヨーロッパ並みに改善する「電線共同溝」はまったく顧みられてこなかった。電線共同溝事業を本格的に行うことにより、雇用問題の解決や経済回復も期待出来るのだが。

果たして日本の都市景観は未来永劫にわたって「醜いまま」なのであろうか?

posted by takashi at 22:30| Comment(16) | TrackBack(2) | その他雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

外圧で辞めさせろ!

石原のバカがまたやってくれた。

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石原氏「思い切った約束」発言にリオ怒る

 2016年夏季五輪開催地に決まったリオデジャネイロが5日(日本時間6日)、落選した東京の石原慎太郎都知事(77)の発言が不適切だ、などとして、批判する声明を発表した。石原氏のどの発言を問題視しているかは明らかになっていないが、6日(同7日)に国際オリンピック委員会(IOC)にも正式に通知するという。石原氏は、IOC総会が行われたコペンハーゲンから帰国した4日、敗因について「目に見えない政治的な動きがあった」などと語っていた。
 石原節に、リオがかみついた。リオデジャネイロ招致委員会のマイク・リー顧問は「IOCの手に委ねることになるが、彼(石原氏)は謝罪すべきだと思う」と6日、語った。ガゼッタプレスなどのブラジルメディアは、石原氏が敗因について「政治的ゲームの結果」との趣旨の発言をしたとし、リオ招致委員会は声明で「不適切かつ上品さにかける発言だ」と抗議していると報じた。
 リオ招致委員会の声明は、石原氏のどの発言について問題視しているか明記していない。しかし、ブラジルのグローボ・エスポルチ紙電子版などは、リオ招致委員会の声明の背景として、石原氏が「東京のプレゼンテーションは最高だったが、選考プロセスに目に見えない動きがあった」との趣旨の内容の発言をしていると紹介。4日にコペンハーゲンから帰国した石原氏が、都庁で行った帰国会見で「目に見えない政治的な動きがある。昔の自民党総裁選のようなもの」などとした発言を指しているとみられる。この時の発言は、AP通信なども英文で、「石原氏が、舞台裏の取引があったため、招致に失敗したと非難した」などと報じていた。
 また、ブラジルの各メディアは、石原氏が4日の会見で「ブラジルの(ルラ)大統領が来て、聞くところ、かなり思い切った約束をアフリカの諸君としたようだ」とした発言や、「サルコジ(仏大統領)がブラジルに行って『フランスの戦闘機を買ってくれるならブラジルを支持する』とか」とした発言も紹介。リオ招致委員会のリー顧問は、「リオは公式でクリーンなレースをして勝った。(マドリードとの決選投票は)66票対32票で勝ち、最高の招致だったことは明白だ。ブラジルは誇り高く、大きな自尊心を持った強い国だ。ブラジルを侮辱したことになる」と批判した。
 東京都の招致本部は、リオ招致委員会の声明について「報道では知っているが、どの発言についての批判なのかなど、内容が確認できない。情報を集めたい」としている。IOCの猪谷千春副会長は「僕も言いたいことはいろいろあるが、ぐっとこらえている。そうしないと次に(招致に)立つ時に影響する。ここはグッド・ルーザー(潔い敗者)にならないといけない」と話した。

 [2009年10月7日7時37分 日刊スポーツ]
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石原節にリオがかみついた?何で?かみついたのは石原のほうだろ日刊スポーツさんよ、どう見ても。

特に石原の「品性」が良く現れているのは次の言い草だ。
@「ブラジルの(ルラ)大統領が来て、聞くところ、かなり思い切った約束をアフリカの諸君としたようだ」
A「サルコジ(仏大統領)がブラジルに行って『フランスの戦闘機を買ってくれるならブラジルを支持する』とか」

これらは「自分がやって来たことは相手もやっているに違いない」というたぐいの「下司の勘繰り」以外の何物でもない。

思うにこれから先、石原のおかげでもう二度とこの日本にオリンピックの出番が回って来ることもないであろう。石原のことだからそのうちに「鳩山のプレゼンが悪かった」などと言い始めるかもしれない(笑)。小泉といい、麻生といい、中川といい、石原といい、ここまで日本の恥を世界中に晒しまわって歩かれると、もう怒る気にもなれない。虚しい脱力感に襲われるのみだ。願わくばIOCが強い制裁措置を講じることにより石原を退陣にでも追いやってもらいたいものである。新銀行東京の件もあるから本人も多分辞めたがっているだろうし。
posted by takashi at 19:46| Comment(1) | TrackBack(6) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

税金で「飲み食い」

民主党議員の政治資金管理団体の政治資金収支報告で「キャバクラ」や「オカマバー」がぞろぞろ出てきたのは「さもありなん」だが、それにしてもこれは全て政党助成金という名の税金である。民主党の財源のほとんどは政党助成金である。日本共産党を除く政党の資金の80パーセントから95パーセントまでが、実にこの政党助成金という名の「国民の財産」である。全く人を馬鹿にした話だ。

民主党の陰に隠れて目立たないが、麻生太郎の政治資金管理団体「素淮会(そわいかい)」のほうがもっと悪質だ。2008年の政治資金収支報告によると「交際費」「組織対策費」の名目で1年間に123回も飲み食いを繰り返し、使った金は2,305万円、民主党とはひとケタ違う。飲み食い先は赤坂・神楽坂の高級料亭、銀座・六本木の高級クラブなど。「ミシュラン」三ツ星の銀座のすし屋では2回、計177,100円支払っているという。マスコミは民主党叩きにはなるほど熱心であるが、自民党の悪行暴きには相変わらず不熱心なようである。総務省のホームページで全ての政党、全ての政治資金管理団体の政治資金収支報告書を見ることが出来る。関心のある方はご覧いただきたい。

政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/SF20090930.html

麻生太郎の政治資金管理団体「素淮会(そわいかい)」政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/090930/000012846.pdf

posted by takashi at 11:28| Comment(23) | TrackBack(4) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

何故?死者に鞭打たない

親父同様首でも吊ったのかと思ったがそうでもないらしい。尤も大量の睡眠薬を処方されて所持していたというから薬の種類によっては、故意に酒と同時に大量に飲めば「自殺」の線もあり得るだろう。したがっていずれ死因の変更発表でもあるかも知れない。

「死者に鞭打つな」と言う言葉があるが、それにしても日本人というものは、どれほど忘れっぽい国民だろうか?TVのインタビューを受けて安倍晋三や鈴木宗男が中川昭一を「べた褒め」するのはまぁ分かるわけだが、アナウンサーや、普段良識ある発言をしているコメンテーターまでもが何故、中川をああまで持ち上げるのか?「へべれけ会見」で全世界に「日本人の恥」をまき散らしたのはまだ半年前である。その思想たるや「極右」であり、どれだけ日中外交に弊害を与えたか分からない。北朝鮮による拉致問題を最大限に引っ掻き回しては己のパフォーマンスに利用した。一番悪質なのはNHKの番組改変問題である。コイツはまさに日本の民主主義の「敵」である。

こんな男も「死ねば聖人」なのか?日本人よ!「ご冥福」を祈るのは構わないが、ちょっとお人好し過ぎないか?  
                   
posted by takashi at 06:48| Comment(12) | TrackBack(1) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

今日は胸糞の悪くなることを書く

今日は胸糞の悪くなることを書く、多少飲んでいるからだが。

ご承知のように今回、石原慎太郎の「スケベ根性」で150億円の国民・都民の税金がドブに捨てられた。オリンピック招致の金である。もしこの金が手付かずで使われたなら、障害者のための施設がいくつ建設出来ただろうか?中小企業がどれだけ倒産せずに済んだだろうか?ホームレスがどれだけ住居を得ることができただろうか?最低賃金をどれだけ引き上げることができただろうか?派遣労働者がどれほど首を切られずに済んだだろうか?醜い「電信柱」をどれだけ地中に埋めることが出来たろうか?

石原の都庁の部屋からは新宿中央公園が見渡せる。以前はホームレスの「青テント」が無数に存在していた新宿中央公園。石原はそれを見たくないばっかりに(勿論罪の意識からなどではない!)公園からホームレスたちを追いだした。新宿中央公園のベンチを、皆さん見たことがおありかな?「肘掛」が付いているのです。ホームレスが横になれないように。このアイデアの元祖は「青島幸男」元東京都知事が作った新宿地下道のアレである。ホームレスを眠らせないためにワザと作った嫌がらせのオブジェクト。見たことあるでしょう、竹を斜めに切ったようなカラフルな「非人間的」なオブジェクトを。このアイデアはいまや東京中に「蔓延」している。池袋の芸術劇場の広場には、今や「座れるベンチ」は「皆無」なのである。今や「ベンチ」はホームレスを甘やかすツールと看做されている。池袋や新宿の「ベンチ」で眠ることの出来ないホームレスは一体それではどうしたら良いのか?他区や都下に移れと言っているだけなのだ。勿論何の解決にもなりはしない。

それだけではない。石原慎太郎に「新銀行東京」などという「犯罪」を許した東京都民だが、この銀行による「損失」さえなければ、かつての美濃部都政の老人医療費無料を「復活」さえ出来たはずなのだ。東京都を往年の「日本一の福祉自治体」にすることさえ出来た「はず」なのだ。東京都民よ!あなたたちは石原のおかげで「大損」してるのに気が付かないのかね?

チャンネル桜ではないが石原を「処刑」してみたくなるのはこの私だけだろうか?無論冗談ですよ警視庁様(笑)。

posted by takashi at 22:43| Comment(9) | TrackBack(7) | 時事、政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする